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エルメスの結婚指輪の値段は? 人気ランキング10選や選び方を解説

エルメスの結婚指輪の値段は? 人気ランキング10選や選び方を解説
上田 勝太(うえだ しょうた)
記事の監修者
AACD協会基準判定士(ブランド品、時計の真贋及び輸入検品など)
上田 勝太(うえだ しょうた)

2024年4月にAACD協会基準判定士の資格を取得し、ブランド品や時計の真贋判定、輸入検品に精通。
豊富な経験と確かな鑑定眼で信頼性の高い情報を発信しています。

エルメスは、時を超える洗練された職人技が光るハイブランドです。では、永遠を誓う結婚指輪として選ぶことは、ふさわしい選択肢なのでしょうか。そこで今回は、価格や人気デザインなどのポイントをお届けしましょう。

エルメスの結婚指輪の値段は?

エルメスのウェディングリングは、オーソドックスなデザインからダイヤモンドを贅沢にあしらったものまで、実に幅広い選択肢があります。憧れの高級ブランドとして知られるエルメスですが、意外にも手が届きやすい価格も揃っています。

そのため、価格帯も約10~70万円と幅広く、予算に合わせて選ぶことができます。ダイヤモンドを使用していないシンプルなデザインであれば、比較的リーズナブルだといえるでしょう。

オーソドックスなデザイン 約10万円~
ダイヤモンドを数石 約17万円~
ダイヤモンド+プラチナ 約20万円~
ダイヤモンドを贅沢にあしらったデザイン 約48万円~

エルメスで人気の結婚指輪10選

では、どのようなデザインが人気を集めているのでしょうか。どれも魅力的なので迷ってしまうでしょう。そこで、エルメスの結婚指輪の中で、特にニーズが高いデザインをピックアップしてご紹介します。

エヴァー・ケリー(ピンクゴールド / ダイヤモンド)

エルメスのウェディングリングで「エヴァー・ケリー」は、多くの人々に選ばれているラインです。メゾンのアイコンであるケリーバッグから取り入れたデザインには、ふたりの絆を結ぶという願いを込められています。

バックル式のように自動で閉まり、平打ちタイプのシンプルなフォルムはモダンな雰囲気があります。きらめくダイヤモンドと優美なピンクゴールドの組み合わせは、ハイランクな輝きを堪能できる特別な一品です。

エヴァー・ケリー(プラチナ / ダイヤモンド)

プラチナにダイヤモンドを施したエヴァー・ケリーは、華やかさが際立つウェディングリングです。エルメスのブライダルラインの中でも特に輝きを放ち、上品でありながらも存在感があります。

プラチナとダイヤモンドの調和は、女性の憧れそのもので、特別な指輪としてふさわしい仕上がりです。ウエディングドレスとも見事に調和し、永遠の輝きを手元に届けてくれることでしょう。

エヴァー・ケリー(プラチナ)

プラチナ素材のみで仕上げられたシンプルなデザインです。装飾を控えめにしつつ、一般的な平打ちリングでは物足りないと感じる方の期待に応えてくれるでしょう。

カジュアルでありながらエルメスらしいハイクオリティさが、控えめながらもさりげなく個性を引き立てます。装飾がない分、プラチナそのものの美しさが、手元で程よい存在感を放ちます。

エヴァー・ヘラクレス(ピンクゴールド / ダイヤモンド)

ギリシャ神話の英雄にちなんで「エヴァー・ヘラクレス」と名付けられたラインです。最大の特徴は、エルメスのイニシャル「H」をさりげなく取り入れたデザインにあります。

Hロゴは指輪のカーブに沿うように巧妙に組み込まれ、華やかさと強さを兼ね備えたエレガントな印象を与えます。目立ちがちなロゴも、ブライダルラインでは控えめなため、リングそのものが輝いています。

エヴァー・ヘラクレス(ピンクゴールド)

ダイヤモンドが施されていないエヴァー・ヘラクレスは、エルメスのカジュアルなジュエリーラインに近い雰囲気があります。デザイナーズブランドならではの、独創的な美しさが感じられます。

ピンクゴールドのやわらかな色合いが女性らしさを引き立て、男性はホワイトゴールドを選ぶことでクールでスタイリッシュな印象となり、ペアでの着用にも理想的です。

エヴァー・ヘラクレス(ホワイトゴールド / ダイヤモンド)

ホワイトゴールドの上品な輝きと、一目でエルメスだとわかるHロゴがダイヤモンドで飾られています。ウェディングリングとしてふさわしい、ピュアな色合いが特別な瞬間にさらなる輝きを添えます。

指のカーブに寄り添うHロゴは、エルメスらしい上品さを感じさせ、長く愛用できる魅力を持っています。どんな場面でも、身に着けるたびにその美しさを実感できることでしょう。

エヴァー・シェーヌ・ダンクル(プラチナ / ダイヤモンド)

鎖をモチーフにした「シェーヌ・ダンクル」は、エルメスならではのユニークなデザインです。ブライダルラインに選ばれたのは、大胆な鎖のコマが「固く結ばれた絆」を意味しているからだといわれています。

マニッシュな雰囲気の中に、ダイヤモンドが持つ華やかさが加わり、バランスの取れた美しさが表現されています。女性用はダイヤモンド付き、男性用はオーソドックスなデザインを選べば、二人の絆を深める特別な存在となるでしょう。

エヴァー・セリエ(プラチナ)

かつて、馬車の引き具に使われていた鎖のコマを再現した「エヴァー・セリエ」は、エルメスが馬具工房であったことを感じさせます。伝統的なモチーフであり、スタイリッシュなデザインです。

ダイヤモンドを使わないシンプルさが男女を問わず、歴史的な背景がクラシカルで、現代的なファッションにもふさわしいでしょう。そして、鎖が強く結びついている様子は、永遠の絆を象徴しています。

アリアンヌ(ピンクゴールド / ダイヤモンド)

「アリアンヌ」は、ギリシャ神話のアリアドネの糸にインスパイアされたデザインです。この糸は、英雄テセウスがクレタ島の迷宮を脱出する際に、彼を助けた王女アリアドネの贈り物として知られています。

2本のラインが繋がるデザインには、「共に困難を乗り越え、幸せを手にする」というメッセージが込められています。また、そのラインが「H」の形を作り出し、リング全体がHロゴにも見えるユニークさがあります。

立体感と高級感があり、ピンクゴールドにダイヤモンドが贅沢にあしらわれた、グラマラスなウェディングリングです。

アリアンヌ(ホワイトゴールド)

シンプルな2つのラインが特徴で、男女問わずカジュアルに着用できるデザインです。ダイヤモンドがないモデルは、他のリングと組み合わせて楽しむことも可能です。

幅広なので日常的に使いやすく、抜け感のあるフォルムが魅力的です。タイムレスな美しさを持ち、飽きることなく愛用できるウェディングリングとして抜群の人気があります。

エルメスの結婚指輪を選ぶ時のコツ

エルメスのウェディングリングは、多彩なデザインが揃っています。ふたりにとって特別な一本を見つけるために、選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

デザイン・シリーズで選ぶ

結婚指輪にエルメスを選ぶ理由は、そのデザイン性にあります。なぜならブランドの個性が感じられるため、一般的な結婚指輪にはない独自性を備えているからです。

全体的にシンプルで繊細なデザインが多いため、日本人にも馴染みやすいものが揃っています。また、エルメスには「結婚指輪」というイメージがあまりないため、他の人と被る心配も少ないでしょう。

オーソドックスなものから、ダイヤモンドをあしらった高級感のあるものまで、さまざまな種類が展開されています。まずは気に入ったラインを見つけ、その中から予算や好みに応じて選びましょう。

素材・ダイヤの有無で選ぶ

エルメスのウェディングリングは、ダイヤモンドの有無や素材選びが重要なポイントです。その違いによって、価格はもちろん、指輪全体の印象も変わります。

同じラインでもダイヤモンド付き・無しが用意されており、素材にはプラチナ・ホワイトゴールド・ピンクゴールドなど多彩な選択肢があります。

それぞれの特徴を比較し、日常で身に着ける結婚指輪にふさわしい素材は、自分にとってどれなのかを慎重に考えることが大切です。

ダイヤモンドがあることのメリット

結婚指輪にダイヤモンドが選ばれる理由として、「手元に華やかさを加える」「フォーマルな場面にも合う」「指輪に傷がついても目立ちにくい」などが挙げられます。

エルメスのダイヤモンド付きリングは、デザインによって石の数や配置が異なり、シンプルなものから華やかなものまで多様に取り揃えています。

婚約指輪と重ね付けをするなら控えめなデザインを選び、婚約指輪を兼ねるならダイヤモンドを贅沢に使ったものがおすすめです。

ダイヤモンドのお手入れ・使い方の注意点

ダイヤモンドは油分と馴染みやすく、ハンドクリームや日焼け止めを使用する際に曇ることがあります。そのため、こうした場面では指輪を外すした方が安心です。

また、柔らかい布で磨くことで輝きを保てますが、定期的なお手入れは欠かせません。また、弔事では光るものがマナー違反とされるため、その場に応じて外す、あるいはダイヤモンドを隠す工夫が求められます。

日常使いのスタイルや場面を考慮して、ダイヤモンド付きか否かを選ぶと良いでしょう。

リング幅で選ぶ

デザインや素材、宝石に加えて「リング幅」も重要なポイントです。リング幅のわずかな違いが、着けた時の印象に大きく影響するからです。

幅が広いものはカジュアルで存在感が強く、一方、細身のデザインは手になじみ、繊細で優雅な印象を与えます。一般的に結婚指輪は2.5〜3mmの幅が多く、シンプルで華奢なものが好まれています。

リング幅 非常に細身 1.5〜1.8mm
細身〜標準 2〜2.5mm
少し太め 3.5〜4mm

エルメスの中古結婚指輪の値段は?

ブランドリユース店では、条件として「サイズが合う」なら、お得な価格で購入できることがあります。

たとえば、アリエンヌのフルダイヤリングが参考定価508,200円に対して228,900円程度、エヴァ―・ヘラクレスのH文字リングが参考定価179,300円のところ82,700円で販売されていることもあります。

しかし、バッグなどに比べて結婚指輪は入荷数が少ないため、可能なら事前に入荷予約がしておくと良いでしょう。

エルメスの結婚指輪の買取相場価格

もしもエルメスのウェディングリングを手放すことがあるなら、その買取相場はデザインや素材、状態によって大きく異なります。一般的には、ダイヤモンド付きのモデルやプラチナ素材が高価で取引される傾向があります。

また人気モデルは、買取価格が定価の50〜70%程度になることも少なくありません。限定モデルや状態が良いものはさらに高値で買取されることも期待できるでしょう。

相場を確認するには、専門の買取店を利用し、まずは査定を受けることをお勧めします。

まとめ

エルメスの結婚指輪は、カジュアルでありながらハイセンスなデザインが魅力です。上品でシンプルだからこそ、日常から特別な瞬間まで、幅広いシーンに自然と溶け込みます。

やはり、素材やデザイン、価格など、自分のスタイルに合ったものを選ぶことが大切だといえるでしょう。

上田 勝太(うえだ しょうた)
記事の監修者
AACD協会基準判定士(ブランド品、時計の真贋及び輸入検品など)
上田 勝太(うえだ しょうた)

2024年4月にAACD協会基準判定士の資格を取得し、ブランド品や時計の真贋判定、輸入検品に精通。
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