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グッチの名作「バンブーバッグ」とは!?

1824_バンブー バッグ

グッチのアイコンバッグの一つ、バンブーバッグは、70年以上にわたって人気を博してきたバッグです。バンブーという、このユニークな素材の使用にインスピレーションを与えたのは何なのでしょうか?

グッチとバンブー

第二次世界大戦の終わりから、ヨーロッパはひどく弱体化し、グッチでもすべての部門で生産が減速しました。ブランドの創業者であるグッチオ・グッチは、革の不足に直面し、この危機的な時代に入手しやすい新しい素材を考えています。彼が竹杖に目を向けたのは1947年のことで、これは日本から輸入され、ヨーロッパへの輸入に際しても制限がありませんでした。

このアイコニックなハンドルを作るために、グッチの職人はまず竹の杖に火をつけ、曲げて形を整えました。これは、竹が加熱されると柔らかくなり、特定の形状に加工できるためです。杖を曲げた後、職人は竹を洗練させるプロセスを開発しました。最初に光沢のある漆でコーティングし、次にハンドルを金褐色の色調が得られるまで「焼き」、各ピースに独特の風合いを与えます。

1950年代から1960年代にかけて、グッチ バンブーバッグは世界中のファッショニスタに切望され、イングリッド バーグマンやエリザベス テイラーの腕を飾りました。熱狂的な人気を博した上に、1958年にグッチが竹製のハンドルの特許を取得したため、他のファッションブランドはこのスタイルを採用できなくなりました。

2010年春夏コレクションで、当時グッチのアーティスティックディレクターだったフリーダ ジャンニーニは、このシグネチャーバッグを現代的に再解釈した「ザ ニュー バンブー」を発表しました。1947年に使用されていた製造工程を使用して、グッチのフィレンツェのアトリエで職人によって組み立てられています。ニュー バンブーは140個ものピース​​で構成され、バッグを完成させるまでに少なくとも13時間が必要です。

この素材の使用は、ブランドの他のコレクションにも広がりました。2021年、グッチは1991年に発売されたバンブー ハンドルのトートを「グッチ ダイアナ」という名前で再発売しました。このモデルは、1990年代にオリジナルのグッチ トートをよく使っていたダイアナ妃にちなんで名付けられました。

中古市場では、10万もしない価格でバンブーバッグを見つけることができます。ただし、エキゾチックレザーを使用したモデルは、数十万円に達する可能性があります。グッチオが竹に可能性を見出して以来、比類のない魅力を持つこの素材は、間違いなくグッチのシグネチャーとなっています。いくつかのバッグのデザイン、アクセサリー、ジュエリーに使用されており、グッチの香水の名前にも影響を与えています。80年以上にわたり、竹はこのフィレンツェのグランメゾンに絶え間ない革新と創造性を与えてきました。

京都とバンブー

2021年、グッチはメゾン創立100周年を迎えました。これを記念して「GUCCI BAMBOO HOUSE」と題した体験型エキシビションを京都で開催しました。竹は成長する中で、節目を作りながら上へ上へと伸びていきます。グッチはブランドの更なる躍進への意思に竹の成長をなぞらえるとともにブランドのアイコンバッグの竹にオマージュを捧げました。

京都はグッチの本拠地であるフィレンツェの姉妹都市で、会場はグッチの創業と同じころに建てられた、有形文化財でもある旧川崎家住宅です。旧川崎家住宅は日本の伝統的な坪庭や茶室と西洋的な洋室が共存する建築が特徴的です。

バッグは竹を用いたクリエーションで著名なアーティスト、四代田辺竹雲斎の作品とともに床の間に展示されました。洋室にはグッチの世界観を表現する装飾があしらわれ、グッチに関する図書が並べられました。また、茶室にはグッチシマが浮かび上がる障子やグッチの花器が設え、「竹節庵」と名付けられました。同時に仁和寺と清水寺でもエクスクルーシブなエキシビションを展開しました。仁和寺ではファインジュエリーやウォッチを展示、清水寺では2021年の「Aria」コレクションを披露し、いずれも古都の「をかし」とグッチのモダンなファンタジーが絶妙にクロスオーバーした世界となりました。

竹取物語とバンブー

2022年で、バンブーバッグは誕生から75周年目を迎えます。これを記念してグッチはショートフィルム「KAGUYA BY GUCCI」を製作しました。もともと第二次大戦後に日本から輸入された竹にフィーチャーしたバッグということもあり、現代の東京を舞台に竹取物語を再解釈した作品に仕上がっています。

製作陣も日本人キャストが起用され、かぐや姫を満島ひかり、翁をアオイヤマダ、帝を永山瑛太が演じています。ディレクションは長久允、渋谷慶一郎によるオリジナル楽曲という豪華な布陣で製作されました。アレッサンドロ・ミケーレのダークでファンタジックな世界が、われらが誇る和製SF、「竹取物語」の世界と絶妙に溶け合う様子が、たまりません。

まとめ

今回、ご紹介したバンブーバッグは、グッチを代表するバッグと言っても過言ではありません。ありそうでなかったバンブーバッグはグッチだからこそ形にできたアイテムですね。グッチに興味を持たれた方は、ぜひオフィシャルサイトを覗いてみてください。

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