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金貨の幅広い種類を徹底的にご紹介!地金の金貨から日本の金貨の深い歴史まで

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昔から世界各国で、金(きん)はお金(かね)として使用し続けてきました。現代ではどの国においても、金貨を通貨として発行することは少なくなったでしょう。「買取大吉」ではそんな金貨の種類と、それぞれの歴史、魅力を解説します。貴金属や金貨についてのお問い合わせは、ぜひ「買取大吉」へ!

投資用に製造され続ける地金型の金貨とは?

地金といえば、いわゆるゴールドバーやインゴットを思い浮かべる方も多いことでしょう。しかし、地金と呼ばれるものの中には「地金型金貨」というものもあります。

これは世界各国(主に金産出国)の造幣局から投資用に発行される金貨で、日々の金相場に連動した市場価格で売買することができ、少額からの投資に適しています。法定通貨としての価値も持っていますが、通貨として市場で流通することを目的には作られていません。地金型金貨の価格は、地金時価にプレミアム(加工費や運搬費等)が加えられています。金インゴット等と比較すると、購入時はプレミアムの分だけ僅かに割高となります。現在流通している地金型金貨には、カナダのメイプルリーフ金貨やオーストリアのウィーン金貨、オーストラリアのカンガルー金貨などがあります。

投資を目的として発行される金貨など

投資目的で金貨を購入する場合は、地金型金貨がおすすめです。地金型金貨はその日の金価格によって日々価格が変動しますが、記念硬貨として発行される収集型金貨は、希少価値などにより価値が変動するため投資には向いていないと言えるでしょう。手軽に金投資を始めることができる地金型金貨ですが、地金型金貨を選ぶ際は、安定した国が発行している金貨を選ぶと安心です。

地金型金貨の買取価格について

地金型金貨の価格は、鋳造コストや流通コストなどのプレミアムが上乗せされているため、グラムあたりの価格は金地金よりも高くなっています。

地金型金貨として発行されたものには法定通貨としての額面表示と共に、通常、含有する金の量目表示が刻まれています。品位(純度)が表示されていることもあります。額面と量目は必ずしも比例しません。また額面は金貨の市価と比べて極めて低く設定されています。基本的には投資用ですが、国によっては、年代ごとにデザインや発行数などに変化があり、収集型金貨のような要素を持ち合わせた金貨もあります。

高い人気を誇るK24の代表的な地金型金貨

K24の金貨は世界中で発行されています。次の種類は「地金型金貨」として発行された金貨の中でも人気の高い99.9%以上(純金)の金貨です。

メイプルリーフ金貨

カナダ中央政府直轄の公社であり、また国際的に信頼と評価が高い造幣局であるカナダ王室造幣局から発行された法定貨幣です。カナダは世界有数の金産出国で、メイプルリーフ金貨の表面には英国の影響下にあった名残が残るエリザベス二世の横顔、裏面にはカナダの象徴であるメイプルリーフ(サトウカエデの葉)がレリーフされた、気品あふれるデザインが特徴です。

また、メイプルリーフ金貨は流通量世界一を誇り、1979年から毎年発行されています。世界で初めて金の純度99.99%以上金貨として誕生したのがメイプルリーフ金貨で、貨幣史に大きな偉業を残した金貨でもあります。その純度の高さをカナダ政府が品質を保証しているメイプルリーフ金貨は、それだけで信憑性が高いものになります。つまり、検定や成分分析が必要な地金と違って、スピーディーに換金を行うことができる心強い金貨なのです。

ウィーン金貨

1989年当時、ヨーロッパ唯一の純金「地金型金貨」として誕生したウィーン金貨は世界的に人気のある法定通貨です。オーストリア政府が品質を保証するウィーン金貨は、1194年から800年余りの職人の技と伝統を受け継いだオーストリア造幣局から発行されています。ウィーン金貨の表面には、世界的に有名なウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地であるムジークフェライン(楽友協会)の、黄金の間に鎮座するパイプオルガンが浮き彫られています。裏面には管弦楽団の象徴として、ウィンナホルン、ハーブ、チェロ、ビオラ、バイオリン、ファゴットの6つの管弦楽器が結束を組むようにデザインされ、音楽の都オーストリアらしい金貨だといえます。

バッファロー金貨

2006年に世界最大の経済大国であるアメリカ合衆国が初めて発行した純金の金貨で、投資用金貨(地金型金貨)、つまり法定通貨です。表面には、アメリカ合衆国の先住民であるインディアン、裏面には、野牛のアメリカバイソン(いわゆるバッファロー)の雄姿をレリーフしています。

19世紀半ば、米国の白人は先住民を支配下に置くために彼らが食料にしていたバイソンを殺害するようになり数が激減し絶滅の危機に追い詰められましたが、保護活動によって現在は回復し、2016年バラク・オバマ大統領はバイソン遺産法を成立させ、バイソンを「国の哺乳類」に指名しました。それほど歴史的な象徴を持つ動物をデザインしたバッファロー金貨は、アメリカ政府が重量と品位を保証し、米国造幣局から発行されています。

カンガルー金貨

カンガルー金貨は、オーストラリア・パース造幣局が発行している地金型金貨です。1990年から一年毎に発行されていて、表面にはイギリス現女王エリザベスII世の横顔、裏にはカンガルーが描かれています。カンガルーのデザインは毎年変更されています。

金の品位はK24(純度99.99%)で、サイズは、1/10oz、1/5oz、1/2oz、1ozの4つと、1kgの大型コインの計5種類。発行元のパース造幣局は1899年に設立され、以来100年以上貨幣を造り続けてきました。その鋳造技術は国際的に高い評価を得ています。純金として投資家などが求める事も多い反面、可憐なカンガルーのイラストや、パース造幣局の名声も相まって、収集家にも人気を博している一品です。

パンダ金貨

1982年より中国が発行するパンダ金貨は、表面にジャイアントパンダ・裏面に世界遺産の「北京天壇」が浮き彫られています。パンダのデザインは毎年変わるため世界中にコレクターがおり1980〜1990年初期頃に発行されたパンダ金貨はプレミア価格で取引されることもありますが、金の純度が99.9%のためフォーナインの金貨に比べて地金としての価値はやや劣ります。中国語では「熊猫金幣」と呼ばれています。地金型金貨で重量は1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンス、1/20オンスの5種類となっています。

マン島・キャット金貨

マン島キャット金貨は、イギリス王室領のマン島自治政府が1988〜2012年まで25年間発行していた金貨です。表面にはエリザベス二世の肖像が、裏面には毎年変わるネコの図柄が大変人気なコインで、初年度の1988年はマン島特産の尻尾の無い猫「マンクスキャット」から始まり、最後となった2012年もマンクスキャットのデザインでした。

キャット金貨には他にもプラチナ貨・銀貨のコインがあり、その猫の絵柄から通称キャットコインとも呼ばれます。品位は99.99%の純金製で、重量には主に、1/25oz、1/10oz、1/5oz、1/2oz、1ozの5種類があります。

K24金貨以外の地金型金貨の豊富な種類

イーグル金貨

イーグル金貨は、以前はアメリカで発行されていた10ドル金貨の事でしたが、現在では1986年から発行されているアメリカ合衆国の地金型金貨の事を指します。イーグル金貨の表面には自由の女神の立像が浮き彫られており、裏面にデザインされたイーグル(白頭鷲)は、アメリカ合衆国の象徴として国章をはじめ、多くの省庁や機関が記章に取り入れられており、誇り高い国鳥です。自由の女神とイーグルの組み合わせは、実にアメリカ合衆国らしいモチーフでよく見られるものです。イーグル金貨は22カラット(純度91.67%)で、純金ではありません。その昔の流通通貨は、合金にすることで加工をしやすくし、純度を下げることで耐摩耗性を得ていたのです。

ブリタニア金貨

ブリタニア金貨は、イギリスの王立造幣局が発行する地金型金貨です。表面にはエリザベス女王の肖像、裏面にはブリタニア女神がレリーフされています。1980年代に金に対する投資の機運が高まり、地金型金貨の先駆けである南アフリカ・クルーガーランド金貨に対抗し、1987年から発行される事になりました。

裏面のブリタニア女神はイギリスを擬人化した女神であり、その手には軍事力を示す三つの又の矛と楯、そして平和と食物を表象したオリーブの枝がデザインされました。ブリタニア女神は国の象徴とされ、イギリス国民に愛され親しまれている定番のデザインです。

クルーガーランド金貨

クルーガーランド金貨は、南アフリカ共和国造幣局が発行する地金型金貨です。一時期は日本でも流行しました。1967年から発行されていて、1/10oz、1/4oz、1/2oz、1ozの4種類が存在します。1ozをのぞく3種類は1980年に鋳造が始まりました。純度は91.67%(22金)です。

1892年から1900年までの約8年間、南アフリカ共和国で発行されていた1ポンドの金貨を模した物で、地金型金貨の先駆けとも言われました。表面にはクルーガー元大統領の横顔、裏面にはスプリングボックがデザインされています。スプリングボックはアンテロープの仲間で、南アフリカ航空の無線コールサインとしても使われるなど同国を象徴する動物です。クルーガーランド金貨は、現在ではわずかに製造販売されているのみとなっています。

アメリカ・10ドル金貨(インディアン)

20世紀初頭(1907〜1933年)、アメリカ合衆国で発行されたインディアン金貨のデザインはインディアンヘッドタイプと呼ばれるもので、表面はインディアンの頭部を描いたような図面と裏面は木の枝に止まっているワシが描かれており、イーグル金貨とも呼ばれます。

現在のイーグル金貨は1986年から発行されている地金型金貨の事を指します。インディアン金貨はその人気から偽物が多く流通している事でも有名ですが、鑑定書等により本物である事が証明されれば非常に価値が高いものになります。ただし偽物であっても同じ金の純度で作られたものであれば地金としての価値はほぼ変わらないと考えていいでしょう。

イギリス・1ソブリン金貨

ソブリン金貨は、イギリスの法定貨幣で、1817年から現在にいたるまで発行が続いています。1800年代半ばのイギリスは国際社会の中枢に位置しており、1929年の世界恐慌でイギリス経済が疲弊するまでは、国際通貨としての役割も担っていました。そういった背景のために現存数は多く、収集価値が低いため、地金型金貨のように金の地金相場のみでの取引が中心となっています。ですが、中には歴史的価値の高い希少な年号のものも存在し、そういったソブリン金貨は非常に高額で扱われます。

金貨の特徴として、表にイギリスの国王が描かれており、これがソブリン(君主)という呼称の由来にもなっています。また、多くのソブリン金貨で、裏にキリスト教の聖人「ゲオルギオス」が竜を退治している図案が描かれています。金の純度は91.67%、直径は22cmで、これは全てのソブリン金貨に共通します。紹介した現在のソブリン金貨の他に、イギリスで1489年から1604年まで製造されていた金貨も、ソブリン金貨と呼ばれています。

アメリカ・20ドル金貨

1850年発行のリバティヘッド20ドル金貨となります。1850年はリバティ発行の初年度です。ちょうどカリフォルニアでゴールドラッシュが起き、金が大量に確保できため1850年にこのコインが製造されたアメリカンドリームを象徴するコインとも言えます。

収集型金貨について

収集型金貨(しゅうしゅうがたきんか)とは、記念硬貨などの形で発行される金貨の種類である。金地金による資産管理の一形態として購入される地金型金貨に対し、趣味的な収集や稀少品に対する付加価値の増大への期待によって購入される事からこう呼ばれている。

記念で発行されてる収集家向けの金貨について

記念金貨とは国家的な行事において発行される記念貨幣のうち、金を素材とする金貨のことを記念金貨と言います。流通を目的としない収集家向けの金貨です。現在、記念金貨はどれも補助貨幣であり、多くの場合は収集型金貨として発行されています。金本位貨幣とは異なり標記額面と実質価値に差があるため限定の通用力のみになります。

記念金貨は数量限定で、基本的に金地金の価格と額面を大きく超える高価格で発売されます。額面は金地金の価格より低く設定される場合が殆どで、市場における取引価格は収集家、あるいは貨幣商の間の市場価格により決定されます。ですが、日本の記念金貨の場合は価格に反映されるほどの希少価値が無いことが多く、基本的にはほぼ地金価値での買取となっております。

オリンピックなど国家の行事を記念して発売されることが多く、コレクションや稀少性に対する付加価値の増大への期待によって購入される事から記念金貨と呼ばれています。世界的見地から記念金貨の発行が起こるのは、国王の即位戴冠、婚儀、長期在位などの王室の慶事、またオリンピック、サッカーワールドカップ、万国博覧会などの世界的なイベントの場合がほとんどですが、単なる歴史上の事柄の周年記念においても記念金貨が発行されることがあります。

日本でも上記と同様な考え方で記念金貨が発行されています。昭和天皇の御在位60年記念で初めて記念金貨が発行されて以来、皇室の記念事項以外での記念金貨発行は、オリンピック、サッカーワールドカップ、万国博のみです。

収集型金貨が発行されるイベントについて

それぞれのデザインはもちろん、発行された背景なども様々で、世界中に収集家が存在します。世界各国で記念金貨の発売が起こるのは、例えば国王の即位戴冠、婚儀、長期債委などの王室の慶事。またオリンピックやサッカーワールドカップ、万国博覧会などの世界的なイベントの場合がほとんどです。

プルーフ金貨

造幣局では、昭和62年から収集のための貨幣として、特別な加工を施した「プルーフ貨幣」を製造しています。「プルーフ貨幣」は、貨幣をより美しくご覧いただくため、表面を鏡のように磨いたものです。流通している貨幣とデザインは同じで、市中で使用していただくこともできます。その製造方法は、表面を磨きあげた極印(ハンコのやくめをする金型)を使用する他、模様を鮮明にするため、圧印を2回打ちするなど、特別丁寧に製造しています。

日本の「プルーフ貨幣」は、表面を鏡のように加工し、模様をつや消しにして浮き出させたものです。海外の「プルーフ貨幣」には、表面全てを鏡のように加工しているものもあります。

 

●プルーフ貨幣とは「コレクション用貨幣」のこと

プルーフ貨幣とは、元は「流通用の貨幣を作る前の試作貨幣」という意味でしたが、現在は「流通を目的としないコレクション用の貨幣」のことをさします。コレクション用であるため、見た目が美しくなるよう地肌を鏡面処理で仕上げ、擦り傷などがない状態となってるのが特徴です。プルーフ貨幣と流通用の貨幣は、流通用の貨幣は極印(こくいん)という金型を金属の円板に押し付けて製造するという点は同じですが、プルーフ貨幣は丁寧に磨き上げられた専用の極印を使用して製造するという点が異なります。

さらに、圧印を二度行うことでディテールを際立たせる、圧印後に目視検査などを行って傷や曇りの有無をチェックするなど、流通用の貨幣よりも手間をかけて製造しています。

 

●プルーフ硬貨いつから?

その後、新しい硬貨が発行されるごとに試験的にプルーフ貨幣の製造も試みられたが、本格的に製造が開始されたのは1987年 (昭和62年) からである。 日本では、記念硬貨のみに限らず、昭和62年より、通常貨幣においてもプルーフ貨幣が製造されている。

大判・小判

さて、日本の金貨の歴史をチェックしてみますと、「いわゆる大判・小判には、どのような種類があって、現代ではどのような価値が認められているのだろう」と気になる方も多いことでしょう。まずは大判についての情報をまとめます。

江戸時代の金貨。大判の鋳造は15世紀中ごろ以後貿易用に量目42匁(158グラム、田舎目(いなかめ)10両)の金貨がつくられたことに始まるが、いわゆる大判としては1588年(天正16)豊臣(とよとみ)秀吉の命でつくられた天正(てんしょう)大判がもっとも早い。これは縦15センチメートル、横10センチメートルの長円形で重さ44匁(165グラム、京目10両)あった。江戸時代には後藤徳乗(ごとうとくじょう)家が特権を与えられ、大判座で鋳造。表裏の文字墨書やその手入れ、墨書の書き直しも後藤家で行った。大判は1枚2枚と数え、軍用・儀礼用(賞賜・進献・贈答)とされた。大判の品位は天保(てんぽう)大判を除き、小判よりやや低く、大判を実際に使用するときは、慶長(けいちょう)大判は同小判8両2分、享保(きょうほう)大判は同小判7両2分、万延(まんえん)大判は同小判25両というように、重量と品位に応じて小判に引き換えて用いた。

小判は1595年(文禄4)徳川家康が豊臣秀吉の許可を得て、京都から後藤徳乗の代理をよび、江戸と駿府(すんぷ)で鋳造させたのがおこりである。初め徳乗の弟がこれにあたるはずであったが、病身のため帰京し、以後後藤光次(みつつぐ)が御金改役(おかねあらためやく)として管掌し、幕末までその後裔(こうえい)が引き続き事にあたった。1601年(慶長6)以後慶長小判と、両目が小判の4分の1にあたる一分判を継続して大量に鋳造してから、これが全国に行き渡り標準通貨となった。小判は江戸時代を通じて何回も改鋳されたが、品位量目に関係なく1枚1両とされた。

 

●大判の特徴

大判とは16世紀以降に日本で作られた金貨の一種です。金の塊を叩いたり延ばしたりして作られた貨幣の一種で、大型・楕円形のものを指します。大判にもさまざまな種類がありますが、有名なものは以下のとおりです。

 

・天保(てんぽう)大判

天保大判とは、天保9年(1838年)から万延元年(1860年)の間に鋳造された大判の総称です。大判の大きさは、縦143ミリ、幅84ミリ、重さ約165gのものが一般的となります。約22年間で1,887枚のみ鋳造されており、その希少性の高さから、古銭市場においては100万円以上の値で取引されています。ほどにもなります。実際に目にしてみますと、非常にインパクトがあることがわかります。

 

●小判の種類と価値を解説

小判は、天正時代から江戸時代にかけて、日本国内で使われていた貨幣の一種です。大判と同じように、金の塊を叩いたり延ばしたりすることで作られていますが、大判よりも小さいという特徴があります。小判にも様々な種類があり、以下はその一例となります。

 

・駿河墨書小判(するがすみがきこばん)

・武蔵墨書小判(むさしすみがきこばん)

・慶長小判

・元禄(げんろく)小判

・宝永(ほうえい)小判

 

大判よりも流通数が多いため、意外なところから発見されるケースも少なくありません。中でもコレクター人気が高いのが慶長小判です。慶長小判は、慶長6年(1601円)に江戸幕府が発行した小判の一種として知られています。通常の小判よりも金保有量が多く、サイズも大きいのが特徴です。慶長小判は、表面に刻まれた“茣蓙目(ござめ)”から鋳造時期を把握できます。慶長初期の茣蓙目(ござめ)は線が荒く、後期に鋳造されたものは線が細い特徴があります。これらは7:3の割合で現存が確認されており、茣蓙目(ござめ)の線が細い後期ものほど希少価値が高くなっています。いずれも100万円以上の値で取引される大変貴重な品です。

円形での貨幣が発行されたいた明治時代

関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は貨幣制度の統一に着手し、慶長6(1601)年に慶長金銀貨を発行しました。銭貨については、寛永13(1636) 年、三代将軍家光の時代に「寛永通宝」が造られています。のち、寛文10(1670)年には渡来銭の通用が禁止され、貨幣制度は完全にわが国独自のものになりました。この金・銀・銭、3種の異なった貨幣からなる貨幣制度を「三貨制度」といいます。

一方、17世紀初め頃、伊勢山田地方の商人の信用に基づいた紙幣(山田羽書(はがき))が出現し、やがて各藩でも領内で通用する藩札(紙幣)が発行されるようになりました。こうして幕府による三貨制度と、各藩における紙幣の分散発行が併存するという、江戸時代独特の幣制ができあがりました。

明治新政府は当初、通貨制度を整備するまでのゆとりがなかったため、幕藩時代の金銀銭貨や藩札をそのまま通用させる一方、通貨不足解消のために自らも太政官札や民部省札などを発行し、さらには民間の為替会社にも紙幣を発行させました。このため、各種通貨間の交換比率が非常に複雑になり、また偽造金貨、紙幣も横行するなど通貨制度は混乱をきわめました。

新政府は貨幣制度の統一を目指して、明治4(1871)年に「新貨条例」を制定しました。金貨を貨幣の基本とし、単位も「両」から「円」にあらため、10進法を採用するというものです。もっとも本位貨幣である金貨とは別に外国との貿易用に貿易銀として1円銀貨を通用させたので、金本位制をうたいながら実質的には金銀複本位制が採られていました。

そして明治5(1872)年に、政府は旧紙幣を回収し、流通している紙幣を統一するために、新紙幣「明治通宝」を発行しました。当時の日本には技術がなかったことから、ドイツの印刷業者に原版の製造を依頼しました。このため、この新紙幣は「ゲルマン紙幣」とも呼ばれていました。

何故貨幣には金が使われるのか?

金は希少価値が高く、美しい光沢を持ち、また容易に加工できるやわらかな素材でありながら、錆や腐食に強い金属であるため、普遍的な価値を求められる貨幣として高い価値があるためです。原始的な貨幣経済が始まるまで、売買の取引は物々交換でした。しかし、物々交換ではお互いの物の価値を量るものさしが曖昧で、損得が難しくなります。そこで登場したのが貨幣という概念でした。

この貨幣は、お互いにとって均質で、不変であり、また一定の量がある必要があります。古代では海辺で採られる希少な貝などの原始貨幣や、穀物などの自然貨幣が使用されていましたが、BC700年頃、リディア王国で最古の鋳造貨幣エレクトロン貨が登場しました。そして時代が下り戦争や交易で広く国境を超えるようになると、今度は通貨は国や政治に依存しない価値を持つものが選択されるようになりました。

そこで選ばれたのが、富の象徴であり普遍的な価値を持つ金、産出量が多く一定の価値を持つ銀、同じく産出量が多く耐久性があり一般の流通に向いた銅でした。アレクサンドロスによる東方征服以降、本格的な貨幣経済が導入されてからは、高額貨幣としての金、小額貨幣としての銅(青銅)、一般通貨としての銀が流通するようになったのです。

まとめ

金貨に限らず、ご自宅にあるお品物の多くはご売却する事が出来ます。処分にお困りの物や買取してもらえるか不安な物などありましたら無料相談もしておりますので、お電話または最寄りの買取大吉各店へお越しくださいませ。お客様の大切な商品一つ一つ丁寧にご査定させて頂きます。もちろん、査定のみでも大歓迎です。少しでもお力になれたらと思っておりますのでぜひ、「買取大吉」へお越しください。皆様のご来店従業員一同心よりお待ち申し上げております。また、「買取大吉」では、各店スタッフ一同、新型コロナウイルス対策に全力で取り組んでおります。

 

・手洗い・うがいの徹底

従業員にこまめな手洗い・うがいを徹底しております。

・消毒用アルコールの設置

お客様に安心してご利用いただけるようアルコールの設置を行っております。

・3密対策の徹底

飛沫防止ボードの設置、待合ブース設置等、密にならないよう取り組んでいます。

・清掃・消毒の徹底

査定ブースは勿論のこと、店内設備も消毒しております。

・店内の換気

常に新鮮な空気を入れる事を心掛け、高頻度で換気を行っております。

 

「買取大吉」では上記の取組みを行い、コロナ対策を徹底いたします。全てはお客様に安心してご来店頂けるよう、従業員一同心よりお待ち申し上げております。

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