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ハートアンドキューピッド ダイヤモンドのもつ価値

1365_ハートアンドキューピッド 価値

ダイヤモンドと言われてぱっと思い浮かべる、「ラウンドブリリアントカット」のダイヤモンドには「ハートアンドキューピッド」や「ハートアンドアロー」と呼ばれる、特徴的な反射をみせるものがあります。この反射パターンは、ダイヤモンドに完璧なカットが施されていないと現れないため、価値の高いダイヤモンドの証であると考えられています。

ハートアンドキューピッド(H&C)とは

「ハートアンドキューピッド(H&C)」とは、ラウンドブリリアントカットでカットされたダイヤモンドに見られる現象です。1980年代に、日本のダイヤモンド研磨士が、反射が正確に重なるようにカットされたラウンドブリリアントカットのダイヤモンドを製造しました。このダイヤモンドは完璧なカットによって万華鏡のような対称的な反射光を発しました。

これに特定の方法で照明をあてると、ダイヤモンドを上(クラウン側)から見たときに8つの“ハート”が、下(パビリオン側)から見たときに8つの“矢”のような反射光がでることから、ハートとキューピッドの矢に例えられ「ハートアンドキューピッド」と呼ばれるようになりました。海外では「Hearts and Arrows(ハートと矢)」とも言われます。

これらのパターンの精度と鮮明さは、特定のファセットの長さ、幅、および角度が完璧に調和することで生まれます。この技術は世界に広がり、1990年代以降、ハートアンドキューピッドのダイヤモンドが登場し始めました。

最高レベルの職人技で研磨されたダイヤモンドは、非常に精緻なカッティングの妙を体現しています。また過去数十年で、ダイヤモンドの鑑定ツールや測定装置は飛躍的に改良されてきました。機械の精度向上によっても、この技術を正確に評価できるようになりました。これらの絶妙なダイヤモンドには、正確無比な技巧がもたらす美しさと同様に、希少性の魅力もあります。

無色透明で不純物を含まないダイヤモンドが稀であるように、ハートアンドキューピッドレベルのカッティングが施されたダイヤモンドも非常に稀有です。高い次元で均整の取れた「ハートアンドキューピッド」が現れるとき、そのダイヤモンドにはシンメトリー(均整)のとれた質の高いカットがなされていることの証となります。

ラウンドブリリアントカットとは

ダイヤモンドは世界中で最も硬い物質として有名です。そのため、かつてはダイヤモンドを磨くということができませんでした。しかし、15世紀頃にベルギーでルドヴィック・ヴァン・ベルケムがダイヤモンドの研磨法を発見します。

その研磨法とは、ダイヤモンドによってダイヤモンドを磨くというものでした。そうしてダイヤモンドは眩い輝きを放つようになり、様々なフォルムに研磨されていきます。20世紀になると、ダイヤモンド加工の名門トルコウスキー家のマルセル・トルコウスキーが、ラウンドブリリアントカットを考案します。これはダイヤモンドを57面体あるいは58面体にカットすることで、光学理論上もっとも輝きが得られるとされるダイヤモンドのカット方法です。

実は決定的な評価基準ではない

ハートアンドキューピッドは、価値基準として4Cほど普遍的ではなく、権威的なダイヤモンド鑑定機関によっても評価が分かれます。詳細なH&Cの判定を行っているのが、CGL(中央宝石研究所)とIGI(国際宝石学会)です。

そもそもハートアンドキューピッドは、CGLの登録商標です。CGLやIGIでは“ハート”と“矢”それぞれの見え方を精査して、対称性や反射パターンの鮮明さおよび歪みがないか、インクルージョン(天然石が内包する不純物)の影響などから、判定を行います。一方でダイヤモンドの世界基準「4C」の生みの親であるGIA(米国宝石学会)ではH&Cの判定は行っておらず、H&Cに関わる証明書なども発行されません。

ダイヤモンドの世界基準、4C

ダイヤモンドには世界共通の基準である「4C」が存在します。これは4つのC(Caratカラット・Colorカラー・Clarityクラリティ・Cutカット)の総合的な判定によって、ダイヤモンドの価値を決定するというもので、GIA(米国宝石学会)の創設者ロバート・シプリーによって定められました。

Carat

カラットはCarob(イナゴマメ)に由来する言葉で、ダイヤモンドの重量を表します。乾燥したイナゴマメは0.2g程度なので、古来より重さをはかる基準として使われてきました。そのため、現在でも1カラット=0.2gです。カラットが大きければ、ダイアモンドも大きいということになるので、価値も高まります

Color

カラーはダイヤモンドの“色”に関する指標です。4Cの基準においてダイヤモンドは、無色透明に近いほど価値が高いということになります。自然界に存在するダイヤモンドでは、無色透明のものは非常に珍しく、そのほとんどが黄色味や褐色味を帯びています。

その色味はDからアルファベット順にZまでの段階で表され、Dグレードが限りなく無色透明で、Zグレードは黄ばみの程度が強いものということになります。ちなみに色味が極端に強く鮮やかなものの中には、「ファンシーカラーダイヤモンド」として、ホワイトダイヤモンドとは別の価値基準で評価されるものもあります。

Clarity

クラリティは透明度のことです。自然界で生成されるダイヤモンドには多少なりとも「不純物(インクルージョン)」が含まれていたり、「ブレミッシュ」とよばれる表面上の傷や汚れがあります。

クラリティという基準においては、ダイヤモンドにこれらのインクルージョンやブレミッシュが少ないほと価値が高いとされます。フローレス(FL)が最もクラリティが高いグレードで、逆にインクルージョンやブレミッシュが多くみられるものは、インクルーデッド(I1~I3)と呼ばれます。

Cut

カットはその名の通り、カットや研磨の品質に関わる指標です。この指標においては、そのダイヤモンドに施されたカットの断面が、いかに効果的な光の反射を生み出しているかということを判定します。

より具体的にはダイヤモンドが反射する光の明るさ、ファイヤとよばれる虹色に分散する光の光量、シンチレーションとよばれる、煌めきのバランスや反射光のコントラストの美しさを判定します。ハートアンドキューピッドも、このカットにおける価値要素と言えます。

まとめ

ハートアンドキューピッド(H&C)は、ラウンドブリリアントカットを施したダイヤモンドの反射光に見られるハートや矢のようなモチーフのことです。H&Cは完璧なプロポーションのカットが施されていないと現れないため、高いクオリティのカットの証と言えます。

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