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買取大吉 買取品目 ダイヤモンド・宝石 ダイヤモンド ダイヤモンドの記事一覧 アカデミー賞にノミネートされた戦争映画にもなった「ブラッドダイヤモンド」とは?

アカデミー賞にノミネートされた戦争映画にもなった「ブラッドダイヤモンド」とは?

1698_ブラッド ダイヤモンド 実話

「ブラッドダイヤモンド」という言葉を聞いて、いったいどんなものなのか…。ある程度、想像つく方はいるのではないでしょうか。何かの比喩でもなく、「ブラッド」=「血」そのままの意味です。紛争ダイヤモンドとも呼ばれています。宝石やジュエリーと言えば、「ダイヤモンド」となるほど、煌びやかな印象が強いですが、その裏には暗い影があるのも事実…。どれだけ高いお金を払ってでも欲しい、そういった人がいるからこそ密輸が起きてしまう。
そういった欲が膨れ上がり、それがいつか紛争のキッカケとなってしまう。それこそがブラッドダイヤモンドです。ダイヤモンドといえば、キラキラと輝き、身に付けた我々を美しく装飾してくれる宝石です。しかし、その裏にある歴史や文化などについても見直し、紛争ダイヤモンドやブラッドダイヤモンドの関係性について知っていく必要があるのではないでしょうか。

映画「ブラッドダイヤモンド」とは

2006年公開の『ブラッド・ダイヤモンド』は、日本でもなじみの深い作品であり、俳優のトムクルーズさんや渡辺謙さんが出演した『ラスト・サムライ』を手がけた監督として知られているエドワード・ズウィック監督が描いた作品です。本作は、アフリカのシエラレオネを舞台に、巨大なピンク・ダイヤモンドを巡る男女3人について描かれており、ダイヤモンド業界の闇を映し出した作品となっています。

実話に基づいたブラッド・ダイヤモンドの真相に迫った映画です。社会派サスペンス映画ですが難しくありません。アクションシーンも見応えがあるのでエンターテインメントとして楽しめます。2006年度アカデミー賞では主演男優、助演男優、音響編集、録音、編集と5部門にノミネートされています。

この映画ではアフリカ、シエラレオネを舞台にしていますが、実際、このような紛争はたくさんの国でおきています。反政府軍がダイヤモンドを紛争の資金とし、武装を整えるので戦いが長引きます。ダイヤモンドを採取する労働者は現地のアフリカ人で、強制的に奴隷のように働かされているのが現状です。

自分が持っているダイヤモンドは大丈夫?

自分が持っているダイヤモンドが、紛争ダイヤモンドだったら…。と心配になってしまいますよね。でもどうかご安心ください。きちんと正規店などで買われたものでしたら、ブラッドダイヤモンドが使われていることはありません。紛争ダイヤモンドとも呼ばれるブラッドダイヤモンドは、これは非人道的な状況下で働かされる男、女、子供が紛争地域で採掘しています。売上金は通常ゲリラ活動資金として使われます。

これまで活発なブラッドダイヤモンド取引で知られる国にはシエラレオーネ、リベリア、アイボリーコーストなどがあります。
ほぼ80ヶ国が関与した2002年のキンバリープロセス認証制度開始のおかげで、現在ではこの種のダイヤモンドの購入がほとんど不可能となっています。

ブラッドダイヤモンドはどこから来るのか?

1870年代以来、世界の宝石品質のダイヤモンドのほとんどはアフリカで採掘されていましたが、現在その生産は世界の多くの地域に広がっています。特に近年、ロシアとカナダのダイヤモンド生産が急速に拡大しています。ブラッドダイヤモンドの生産地としては主にアフリカで採掘されるダイヤモンドのことを指します。
アフリカで採掘される事が多い黒く炭化したダイヤモンドは工業用途の品質で、平均価格も1カラット当り14~18ドルと決して高くありません。
ただ、世界でも稀に見る豊穣な土地からは、高い割合でダイヤモンドが採掘されるのです。

戦争に使う武器、弾薬を他国から購入する際に、その資金源となっているのが高価なダイヤモンドなのです。戦争に使う道具を購入する資金としてのダイヤモンドを、ブラッドダイヤモンドと言うようになりました。

ブラッドダイヤモンドの根絶を目指し生まれたキンバリープロセス

キンバリープロセスとは、「紛争ダイヤモンドではないことを証明」するための制度のことです。ダイヤモンド原石に対し、紛争ダイヤモンドではない国際証明書を付け、キンバリープロセス加盟国以外に輸出入を制限します。

現在、日本を含む82の国と地域が加盟しています。この制度に加盟した国が守ることとして、『輸出するダイヤモンドにキンバリープロセス証明書をつけること』、『ダイヤモンドの原石は密閉した容器にて輸出すること』、『加盟国ではない国には輸出しないこと』これらを行い、紛争ダイヤモンドの流通を抑える取り組みが始まりました。1990年代には、ダイヤモンドの流通の中で紛争ダイヤモンドは4~15%を占めていましたが、現在では1%以下まで減少。一定の成果を収めています。

ダイヤモンドは買うべきではないのか

ここまでの話を聞いただけでは「ダイヤモンドを買うことがよくないことなのでは?」と思ってしまう方もいるかもしれません。でも決して、そんなことはありませんのでどうかご安心ください。世界のダイヤモンド産業は、開発途上国を中心に1.000万人を直接または間接的に雇用しています。他の資源と同様に、ダイヤモンドもアフリカ諸国やその他多くの国々の経済発展に不可欠です。

世界のダイヤモンドのほとんどは、開発を助け、継続的な雇用を創出する役割を果たしています。政府による統治と法律の遵守によって、ダイヤモンドはインフラの建設や基本的社会サービスの構築に欠かせない歳入源となるのです。キンバリー・プロセスにおいて、企業が合意した目的は、生産国であれ、研磨に関わる国であれ、消費国であれ、ダイヤモンドに関わるすべての国の利益を保護することです。現在、世界のダイヤモンドの99.8%以上が紛争の関係のない地域から採掘されたものであると保証されています。

まとめ

血塗られた紛争ダイヤモンドとして、ブラッドダイヤモンドの名が付いた。ということは、ここまで読んで頂けた方にはご理解いただけたと思います。現在、日本で流通しているダイヤモンドにこういった紛争ダイヤモンドが使われていることは、まずないと考えて良いでしょう。

いま現在に至るまで、たくさんの方を笑顔にさせ夢中にさせ、幸せにもしてきたダイヤモンド。しかし映画にも取り上げられ、知られざる背景や、社会問題としてピックアップされ、様々な問題の中心となってしまっていた過去もあります。ダイヤモンドを好きな方にはぜひ、知っておいていただきたい内容としてご紹介させて頂きました。

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