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ダイヤは透明だけじゃない?カラーダイヤモンドの価値と豊富なカラー

1109_カラー ダイヤ 価値

無色透明のイメージが強いダイヤですが、さまざまな自然条件が重なり色がついた「カラーダイヤモンド」も存在します。その色は赤や青、ピンクなど、無色透明なダイヤモンドからは思いも寄らないような鮮やかなカラーのものも。個性的な輝きが美しいカラーダイヤモンドについて紹介します。

カラーダイヤとは?

カラーダイヤモンドには、自然のさまざまな条件が重なることで色のついた天然のカラーダイヤモンドと、人工的に色をつけたものがあります。自然に色のついたダイヤモンドで特に発色のいいものを「ファンシーカラーダイヤモンド」と呼び、その希少さから大変価値のある宝石として取り扱われています通常のダイヤモンドの色は、無色から淡黄色であり、業界のDからZのカラーグレーディングスケールを使用して表示されています。一方ファンシーカラーダイヤモンドは、フェースアップでZの範囲を超える色を呈するイエロー及びブラウンのダイヤモンド、またはその他のあらゆる色を示すものです。これらの稀少な石には、最も重要であるブルー、グリーン、ピンク、レッドなどを含むすべての色があります。

DからZの範囲の宝石ダイヤモンドは通常、着色が見えるほど価値が下がります。ファンシーカラーダイヤモンドではこれと正反対になります。その価値は一般的に、色の濃さと純度に応じて高くなります。大きくて鮮やかなファンシーカラーダイヤモンドは極めてまれで、非常に貴重なものです。しかし、ファンシーダイヤモンドは純度も濃さも低い色のものが大半です。

ファンシーカラーダイヤモンドには、想像できるほとんどのすべての色があります。レッド、グリーン、パープル、オレンジが一般的に最も稀であり、ピンクとブルーがそれに続きます。イエローやブラウンは、最もよくあるファンシーカラーですが、稀少な色よりも一般的に価値が下がります。

ブラック、グレー、そしてファンシーホワイトの石も、ファンシーカラーダイヤモンドとみなされています。中には、宝石に加工されるものもあります。ロシアのプリンセス、Nadia Vyegin-Orloff(ナディア・ヴェジン-オルロフ)にちなんで名付けられた67.50カ​​ラットのBlack Orloff(ブラックオルロフ)ダイヤモンドは、その最もよく知られた例です。

有名なオークションでの目を見張るような高価格が、ファンシーカラーダイヤモンドの知名度を上げたもう一つの要因となっています。しかし、すべてのファンシーカラーダイヤモンドに、このような高い価格がつくわけではありません。同じ重量とクラリティのほぼ無色の石と比べると、イエローとブラウンのファンシーダイヤモンドを、多くの人たちはそれほど欲しがっていません。さらに濃いイエローやブラウンは、一般的に、他のファンシーカラーダイヤモンドよりも価値が低くなっています。

カラーダイヤモンドに色がついている理由

カラーダイヤモンドには、自然のさまざまな条件が重なり色がついたものと、人工的に着色されたものがあります。ここでは、天然ダイヤモンドと人工着色されたダイヤモンドの特徴と、その見分け方について紹介します。炭素を中心に構成されているダイヤモンドは、不純物がなく炭素だけで構成されれば無色透明なダイヤモンドになります。透明度が高いダイヤモンドは不純物が少ないということです。
一方、天然のカラーダイヤモンドは、ダイヤモンドが作られていく過程で不純物が混じり、その周りにある炭素原子に影響を与えたことが原因で色がつきます。人工的に着色されたダイヤモンドとは、無色透明のダイヤモンドに様々な人工的技術を用いて着色されたダイヤモンドのこと。まざまな方法があるのですが、一般的な方法は放射線を照射し、ダイヤモンドの内側から変化させることで着色する方法です。最近の技術ではダイヤモンドに残る放射線量を減らすこともできるようになるなど技術が進んでいます。
放射線を照射することによって着色したダイヤモンドは、こすって色が落ちるようなことはなく、半永久的にカラーが保たれると言われています。
この他にも、高温の中で圧力をかけて着色させる方法や、別の物質を注入して着色する方法、表面をコーティングすることによって着色する方法などがあります。天然のカラーダイヤモンドと人工的に着色されたダイヤモンドを比較するとカラーの鮮やかさと透明度に差が出るといわれますが、素人目に判断することは困難でしょう。そのため、一般的には鑑定書(グレーディングレポート)を見て判断します。

鑑定書(グレーディングレポート)の色起源(color origin)の欄を見ると、人工的に着色したダイヤモンドなら「人為的照射」、自然に色がついた天然のカラーダイヤモンドであれば「天然(natural)」と記されています。ただし、ダイヤモンドの鑑定書(グレーディングレポート)はすべて公的な機関が発行しているというわけではありません。信頼に値する鑑定書(グレーディングレポート)を見極める必要があるでしょう。一般的には世界的に信頼されている発行機関の鑑定書(グレーディングレポート)が望ましいです。世界的に有名な鑑定書(グレーディングレポート)の発行機関は、GIAやHRD、EGLで、日本の発行機関ならHRDと提携している中央宝石研究所(CGL)などがあります。

カラーダイヤモンドのカラー紹介

1:イエローダイヤモンド

カラーダイヤモンドの中で最も多く出現しているのは、イエローダイヤモンドです。色の薄い黄色のものは、無色透明のダイヤモンドよりも評価が低く安価になりますが、鮮やかで美しい発色のものはファンシーイエローダイヤモンドと呼ばれ、無色ダイヤモンドよりも高値で取引されるケースが多いです。結晶格子に窒素1個がある場合には濃い黄色、3個の窒素原子と1個の炭素原子の欠陥が隣り合うと淡い黄色になります。

 

2:ピンク、レッド、パープルダイヤモンド

市場で女性に最も人気なのはピンクダイヤモンドです。しかしその採掘量は非常に少なく、オーストラリアのアーガイル鉱山が主な産出地として知られていますが、1カラットレベルの石は年間十数個しかとれず、十数年後に資源枯渇に直面しています。ピンクダイヤモンドの中で、青みの強いものはパープルダイヤモンドと呼ばれ、赤みを強く呈するものはレッドダイヤモンドと呼ばれます。自然界で非常に極まれに存在し、ブルーダイヤモンドと同等かそれ以上の希少価値があります、大変高価なダイヤモンドとして知られています。ピンク色の形成要因は1個の窒素原子の隣に炭素原子の欠陥が生じる場合と、炭素原子配列にわずかな歪みが生じた場合です。

 

3:ブルーダイヤモンド

ホープダイヤモンドはブルーダイヤモンドとして最も著名で、スミソニアン博物館に陳列されています。産出量が極めて少なく、あまりにも希少な存在で、ブルーダイヤモンドを評価する標準相場は世界市場になく、無色のダイヤモンドよりも何十倍から何百倍の価値がつけられています。ホウ素原子をわずかに含むとブルーダイヤモンドになりますが、約1億個の炭素原子の中に、6個のホウ素原子が取り込まれると、ブルーが形成されます。

 

4:グリーンダイヤモンド

地球深部に存在する放射性元素による自然照射でできたグリーンダイヤモンドは、希少価値の高いファンシーカラーダイヤモンドです。若草のようなグリーンから深い森林のようなグリーンは人々を魅了しています。結晶格子中に、炭素原子の1個分を失い欠陥となった場合は青緑色と形成され、2個の窒素と1個の炭素の欠陥が結ばれたときに、アップルグリーンのような色になります。

 

5:オレンジダイヤモンド

パンプキンのような鮮やかなオレンジ色を呈するものを、オレンジダイヤモンドと呼びます。ピンクやブルーダイヤモンドよりは評価が低いですが、黄色味の少ないオレンジ色のダイヤモンドの産出は非常に希少で、ビビットイエローダイヤモンドより10倍以上の高価の値段がつけられています。色の起源は4個の窒素原子とそれに捕らえられた1個の炭素原子の欠陥によるものです。

 

6:ブラウンダイヤモンド

ブラウンダイヤモンドは、カラーダイヤモンドの中では最も一般的に見られるものです。業界では、「コニャック」と「シャンパン」という名がつくられ、市場では買い求めやすい人気なカラーダイヤモンドとして知られています。ブラウンダイヤモンドといえば、やはりアーガイル鉱山から比較的豊富に産出されています。色の起源はイエローとオレンジダイヤモンドの色と同様のカラーセンター(4個の窒素原子と1個の炭素原子の欠陥)と結晶構造の歪みによる組み合わせによるものと考えられています。

 

7:ブラックダイヤモンド

1990年までにはブラックダイヤモンドはほとんど工業材料として使われていましたが、研磨後のブラックダイヤモンドは、どんなカラーストーンでも匹敵するものはないほどの光沢と輝きを有し、再び人気になってきました。天然のブラックダイヤモンドも非常に希ですが、現在市場に出回っているのはほとんどトリートメントされたものです。ブラックダイヤモンドの黒色は、他のカラーダイヤモンドとは異なり、インクルージョンであるグラファイトや鉄鉱石などが反映した色です。

 

8:グレーダイヤモンド

グレーダイヤモンドは美しさの判断が難しく、近年まで価値を低く見られることが多いカラーダイヤであった。近年ではホワイトダイヤモンド同様に、品質の高いグレーダイヤモンドに高い希少価値が付く例が増えてきており、いわば発展途上のジャンル。ブラックとグレーのダイヤモンドは他の色と異なり、暗い印象が強く、ジュエリーとしての評価は今一つである。

ダイヤの4Cって?

ダイヤモンドの4Cとは、ラウンドブリリアントカットダイヤモンドを評価する4項目の頭文字に由来します。4つのCとは、Carat=重量、Color=色、Clarity=透明度、Cut=輝きを表します。この基準は、20世紀半ばにアメリカのGIA(米国宝石学会)が提唱したものです。それまで宝石商の主観に委ねられていたダイヤモンドの評価に、明確な指標を定めることで、個々のダイヤモンドを客観的に評価する共通認識が生まれました。現在では世界中で受け入れられ、名だたるハイジュエラーもこの4Cを用いてダイヤモンドを評価しています。

 

・Carat(カラット)=重さ

大きさを表す単位と思われがちですが、カラットは宝石の重さを表す単位で1カラットは0.2gです。その昔、宝石の重さを量るのにイナゴ豆(カロブ豆)を分銅として使っていたことから、ギリシャ語でイナゴ豆を表す「Karation」に由来するといわれています。

 

・Color(カラー)=色

ダイヤモンドは窒素を含んでわずかに黄色みを帯びたものが多く、純粋な無色透明に近いものほど、希少価値が高くなります。色の評価は無色透明のDを最高に、黄色のZまでアルファベット23段階に分けられます。

 

・Clarity(クラリティ)=透明度

クラリティとは、ダイヤモンドの透明度を示します。10倍率のルーペで観察して、内包物の大きさや数、位置、質、色や目立ちやすさ、カット後に発生したすり傷や摩耗などを総合的に評価します。等級は、傷や欠陥がまったく認められない「FL(フローレス)」から、肉眼でも内包物が確認できるものまで、11段階に分類されます。

 

・Cut(カット)=輝き

カットはダイヤモンドの評価に人間が関わることのできる唯一の要素です。理想のプロモーションを基準に、仕上げの美しさ、技術力などを減点法で評価し、5段階に等級されます。

まとめ

ダイヤモンドは無色透明なものが完璧な結晶に近いため、無色透明なほどよいと考えられている人も多いと思います。しかし、自然界で生まれた非常に希少なファンシーカラーのダイヤモンドは結晶的に欠陥があっても、その美しい色はとても人気が高く、その希少性からも価値が高い石となっています。完璧な結晶こそがすべてではありません。欠陥が美しい色を生み出すカラーダイヤモンドこそ、評価が上がるのです。単純に珍しい色合いであれば市場価値が高いという訳ではない。

ブラックダイヤモンドのように天然の黒色は希少ながらも、元々の用途が主に工業用だったことが影響し、宝石としての価値が発展途上な場合もあります。その点、無色透明であるカラーレスダイヤモンドや、品質の高いホワイトダイヤモンドなどは、男女や使用シーンを問わずに人気があるため、安定して高い市場評価が見込めます。カラーダイヤモンドにはさまざまな色合いがありますので、色の濃淡を自分の好みに応じて、自由に選ぶことをお勧めします。

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