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ダイヤモンドのカットの種類を紹介!あなたにぴったりのカットを見つけましょう!

1852_ダイヤモンド カット 種類

ダイヤモンドのカットといえば思い浮かぶ形はどんなものでしょうか。一般的に最もイメージしやすいカットといえばやはりラウンドブリリアントカットでしょう。実は丸い形だけでなく四角やハート型など、さまざまなカットのダイヤモンドが婚約指輪や結婚指輪などの製品に使用されています。はるか昔から研究が続けられていて、今現在では数えきれない程のカット方法が誕生しています。プレゼントを選ぶときなど、指輪の説明文に「〇〇カットのダイヤモンド」と記載されていても、どんなカットなのかすぐにイメージできる方はあまりいないのではないでしょうか。
そこで今回は、ダイヤモンドのカットの種類をご紹介します。お気に入りのカットを見つけることでより理想的な結婚指輪や婚約指輪に出会うお手伝いができれば幸いです。是非、ダイヤモンドを選ぶときの参考にしてみてください。

ダイヤモンドのカットの歴史

原石のままでは光らないダイヤモンドが、カットすると光のはなぜでしょう?それは、カットすることで沢山の面を作ることで、石の内部で光が複雑に反射して輝くからです。なんとダイヤモンドは紀元前から採取されており、その「類を見ない硬さ」と「特有の輝き」から、神秘的な宝石であると信じられていました。現在のカットが完成するまでには、長い長い年月がかけられています。その歴史をたどってみましょう。ダイヤモンドの歴史は、紀元前800年のインドまでさかのぼります。はじめは偶然河原で拾われたものだといわれています。古代インドでも、当時からすでにカットの技術はありましたが、現在のカットのような輝きとは程遠く、その硬度やわずかな輝きを楽しむためのものでしかなかったようです。面を平らに研磨する技術もありましたが、当時の人々はカボションカットのように丸みのあるカットを好んでいたといわれています。そもそも、原石が黒いため輝く石だという認識はなかったようです。

中世ヨーロッパ時代、インドから伝わってきたダイヤモンドは硬さだけではなく輝きにも注目されるようになりました。14世紀の終わりには、パリに職業としての研磨士がいたとの記録も残っており、この時期からヨーロッパ各地にダイヤモンドが広まっていき、工夫を凝らしたさまざまなカットが発明されるようになります。ダイヤモンドの結晶同士を擦り合わせて研磨する、という方法が発見されたのもこのころだといわれています。15世紀半ばには「テーブルカット」「ローゼンツカット」、16世紀には面の多い「ローズカット」が登場しました。ローゼンツカットは、のちの「スクエアカット」や「エメラルドカット」の元になったカットです。ローズカットはアンティークジュエリーに多く見られる、文字通りバラの花のような気品あるカットで今でも人気があります。

17世紀にはルイ14世が、夜会でも目につく輝きを放つダイヤモンドを求め、カットの面数が多い「ローズカット」に注目が集まりました。「ブリリアントカット」の原型になっている「マザランカット」が発明されたのもこの頃です。ダイヤモンドの鉱山が次々と発見されたことにより流通自体が増え、ダイヤモンドのカットの開発が再び活発になっていきました。ベネチアの研磨職人ペルッツィが現在のブリリアントカットの原型ともなる58の研磨面をもつ「オールド・マインカット」を発明しました。オールドマインカットは、正方形に近い形をしていましたが、後にこのカットを基に円形に発展させた「オールド・ヨーロピアンカット」が完成します。現在の「ラウンドブリリアントカット」にとても近い形状のカットがここで誕生したのです。このオールドヨーロピアンカットの登場で、ダイヤモンドの輝きを決定づける「ブライトネス(白色の反射光)」「ディスパレーション(虹色の反射光)」「シンチレーション(光のきらめき)」を引き出すことができるようになったといいます。

パビリオンとクラウンをもつ「ブリリアントカット」が登場したのは、18世紀初めのこと。ダイヤモンドがもつ輝きを存分に発揮するブリリアントカットの誕生はとても画期的なものでした。18世紀から19世紀にかけて、「オールドクッションシェイプブリリアントカット」が発明され、モダンブリリアントに進化していきます。1919年、ダイヤモンドの光学特性に基づいて計算された「ブリリアントカットのプロポーション」が、マルセル・トルコフスキーにより発表されました。この新しい「ブリリアントカット」を基盤に、「ぺアシェイプ・ブリリアントカット」や「ハートシェイプ・ブリリアントカット」等さまざまなカットが生まれています。20世紀以降のダイヤモンドのカットは、ダイヤモンドをより輝かせるためのもの、ダイヤモンドの形に合わせたものなど、その特性を生かすような形のものが多く誕生しました。そして「ブリリアントカット」をもとにして、現代もっともポピュラーな「ラウンドブリリアントカット」が誕生したのもこの頃です。

58面を持つその形は、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出してくれます。また職人の加工技術の向上、研磨に使う機械の性能の向上により、そのほかにも「マーキスカット」「プリンセスカット」などが次々に生まれました。

ダイヤモンドのカットの種類

ここでは代表的なダイヤモンドのカットの種類と、それぞれの特徴をご紹介します。ダイヤモンドのカットの種類は大きく「ブリリアントカット」「ステップカット」「ミックスカット」とその他のカットの4つに分けられます。興味を持ったカットの名称を覚えておくと、ダイヤモンドを選ぶ時に探しやすくなります。

 

(1)ブリリアントカット

上部から取り込んだ光を全反射して、上部から光が放たれるように計算されたカット。ダイヤモンドの輝きが際立つのがブリリアントカットの魅力で、一番人気があります。一般的にダイヤモンドと聞いて思い浮かべる方が一番多いのもこのカットでしょう。

 

●ラウンドブリリアントカット

ダイヤモンドと言われた時に、多くの人が想像するほど定番なカットです。クラウンに32面、パビリオンに24面、そしてテーブル、キューレットと全部で57~58面体のカットです。上から侵入した光のすべてが内部で全反射して上部から放たれ、ダイヤモンドの輝きを最大限に際立たせるよう設計されています。日本で婚約指輪の定番といえばラウンドブリリアントカットではないでしょうか?

 

●ペアシェイプカット

ペアとは洋ナシの事で、ティアドロップ型のカットです。一言でいうと一方が丸く、もう一方が尖った形をしています。指を長く美しく見せてくれます。一般的にペアシェイプと呼びますが、特に縦長のものはドロップシェイプと呼ばれたりもします。指輪のほか、イヤリングやネックレスにも適したカットです。

 

●オーバルカット

ラウンドブリリアントカットを楕円形にしたものがオーバルカットです。指輪に使用すると、縦長の形状から指を長く見せてくれる効果があります。気品を感じられるオーソドックスな形状で、ルビーなどの色石でもポピュラーなカットです。

 

●ハートシェイプ

輪郭がハート型で愛らしい見た目の、比較的新しいカットです。ハートシェイプにカット可能な原石が少なく高価になりますが、様々なカットの中でも個性のあるカットでもあります。原石の形によってハートが縦長や横長になることもあります。特に結婚指輪などに利用されることがあるカットですね。

 

●マーキースカット

「公爵夫人」を意味するマーキースという名前はルイ15世の公妾であるポンパドゥール夫人を彷彿とさせる佇まいであることから名付けられたと言われています。ラグビーボールや舟の形に見えるカットです。控えめで優しい光を放ち、独創的な魅力があります。独特な形から、植物や動物モチーフのジュエリーに採用されることが多いです。

 

●クッションシェイプ

丸みを帯びた四角形のカットです。ラウンドブリリアントカットの先駆けとなったカットともいわれています。原石の形をなるべく残したまま研磨されていた時代もあり、少し外形に歪みがあるものも少なくなかったようです。

 

(2)ステップカット

ステップカットは上から見ると長方形や正方形など角ばった形をしています。裏側が段になっていることからステップカットと名付けられたと言われています。輝きよりも透明感を楽しむことができるのが、ステップカットの魅力です。透明度の高いダイヤモンドなので、大粒のものは特にクラリティグレードが高い傾向があります。

 

●エメラルドカット

エメラルドに多く施されるカットであることからエメラルドカットと呼ばれています。欠けやすい宝石に負担を掛けないよう生まれたのがこのエメラルドカットです。透き通った透明感を味わえる上品な輝きが特徴です。エメラルドカットを正方形にしたものはアッシャーカットとよばれます。

 

●スクエアカット

正方形で角がカットされていないものがスクエアカットです。脇石など装飾としてよく使用されています。

 

●トライアングルカット

綺麗な三角形にカットされた独特な魅力があるトライアングルカット。マクルと呼ばれる三角形の原石から削り出されます。ふっくら丸みがある場合はトリリアントカットと呼ばれます。

 

●テーパーカット

「傾く」という意味をもつテーパーカットは、細長い台形のフォルムにステップカットを施したカットです。センターストーンの両脇から支えるようにあしらわれることが多いカットで、たくさん並べることで思いがけない美しい輝きのラインが生まれます。

 

●バゲットカット

長方形で角がカットされていないものがバゲットカットです。シャープですっきりとした印象のカットで、小粒の原石に施されることが多いです。こちらも脇石としてよく使用されます。

 

●ダイヤカット

真上から見たときにトランプのダイヤマークの形をしているカットです。日本でいうところのひし形カットですね。デザインジュエリーなどに稀に使われることがあります。

 

(3)ミックスカット

●プリンセスカット

角をカットしていない正方形のプリンセスカット。1970年代後半に登場した比較的新しく強い輝きのカットです。原石の厚みを生かしたカット方法なので、ロスの少なさやネーミングセンスの良さで人気となりました。近年、エンゲージリングとして高い人気を誇っています。

 

●その他にもさまざまなカットがあります

ローズカット、ブリオレットカット、ハーフムーンカット、スターカット、更には敢えてカットを施さないという「アンカットダイヤモンド」など今も種類は増え続けています。是非、お気に入りのカットを探してみてくださいね。

ダイヤモンドのカットのグレードの見方

ダイヤモンドには、品質を評価するための「4C」という基準が設けられています。「4C」とは、カット・カラー・カラット・クラリティの頭文字から取られており、それぞれの度合いでダイヤモンドの価値が決まります。その中でもカットはダイヤモンドの輝きを決定づける重要な基準です。ダイヤモンドのカットにはグレードがあり、カットグレードが高くなるほどダイヤモンドの輝きを引き出すことができます。ダイヤモンドのカットグレードにはどの様なものがあるのかをご説明します。

 

(1)ダイヤモンドのカットグレード

ダイヤモンドの世界的な評価基準である4Cの中で、唯一人の手によって決まるのが「カット」です。そのダイヤモンドが持つ美しさを最大限引き出せるかどうかが、カットグレードによって決まってしまうのです。カットグレードはいわゆる形(シェイプ)ではなく、プロポーション(全体のバランス)・ポリッシュ(研磨の良し悪し)・シンメトリー(対称性)の3つを総合して5段階で判断されます。カットグレードはカットの形(シェイプ)と勘違いされることがありますが、カットグレードはカット面や角度の研磨、ダイヤモンドと光の相互作用を評価したものを指します。カットグレードの5段階評価は以下のようになります。

 

Excellent(エクセレント):光学的に理想的

Very good(ベリーグッド):理想的

Good(グッド):良好

Fair(フェアー):やや劣る

Poor(プアー):劣る

 

カットグレードが下がるほどダイヤモンドの輝きは失われてしまうため、婚約指輪のセンターダイヤモンドにはExcellent評価のものを選ぶことが勧められています。

 

(2)ハート&キューピッドとは?

ダイヤモンドの代表的なカットであるラウンドブリリアントカットの中でも、最高級のカット技術が施されたダイヤモンドには、特殊な専用スコープで観察した時に、クラウン側(上部)に8つの対称性を持った「矢」のような形と、パビリオン側(下部)に8つの対称性を持った「ハート」のような形が現れるものを「Heart & Cupid(ハート&キューピッド)」、または「ハート&アロー」と呼びます。ハート&キューピッドはプロポーション(全体のバランス)だけでなくシンメトリー(対称性)が優れており、ダイヤモンドが最も美しく輝くとされています。ハード&キューピッドのカットを施すことで、クラリティやカラーといった他のグレードも2~3段階アップしてみえる極上のダイヤモンドとなります。「ハートを射止めるダイヤモンド」という縁起物としても婚約指輪のダイヤモンドとして非常に人気があります。

 

(3)トリプルエクセレントとは?

3EX(トリプルエクセレント)はカットの総合評価・研磨仕上げ・対称性の3つ全てが「Excellent」評価を得た、究極のトップグレードダイヤです。トリプルエクセレントに研磨されたダイヤモンドは、「ブライトネス(白色の反射光)」「ディスパレーション(虹色の反射光)」「シンチレーション(光のきらめき)」が全て最高の状態、まさに最高の輝きを発するダイヤモンドなのです。

まとめ

今回は長い年月をかけて進化してきたダイヤモンドのカットの種類をご紹介しました。最もポピュラーなラウンドブリリアントカットはご存知の方も多いかと思いますが、他のカットにもそれぞれブリリアントカットにはない魅力があります。ダイヤモンドの輝き、透明感、デザイン性のどれを重視するのかで選ぶダイヤモンドのカットも変わります。人類誕生よりはるか昔から存在するダイヤモンド。様々なカットが誕生していますが、そのどれもが原石の魅力を最大限に引き出すための形となっているのです。もし分からないことがあれば、実際にダイヤモンドを販売しているお店に足を運んで相談してみるとよいでしょう。

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