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オパールの魅力と取り扱い

783_オパール専門店

オパール(英語:opal)とは、鉱物(酸化鉱物)の一種で宝石の一種のことです。潜晶質であるため、厳密には準鉱物であるが、国際鉱物学連合ではオパールを正式な鉱物としています。和名と中国語名は蛋白石(たんぱくせき)であり、西洋語のオパールを指す語は、ギリシア語opallios、または、そのラテン語化opalusに起源をもちます。これらの語は、サンスクリット語で(宝)石を意味するupālā[s]という語との関係が指摘されています。

オパールの由来、歴史

◆オパールの歴史

オパールという名前は、古代インドのサンスクリット語で貴重な石を表す「ウパラ」が変化したものといわれています。ギリシャ語で色の変化を見るという「オパリオス」に変化し、ラテン語の「オパルス」へ。その後、オパールと呼ばれるようになりました。オパールの歴史は古く、古代ローマ時代には「神の石」とよばれ、人々に親しまれていました。

古代ギリシャにおいてオパールは、予知力や洞察力が形になったものだと信じられ、アラブでは稲光が宝石になったものだと考えられていたようです。シェークスピアの小説の中では「宝石の女王」とも記されていますね。虹を閉じ込めたようなオパールは幸福や希望を表すといわれており、メキシコでも神事の装飾に使われるなど世界中で重宝されている宝石です。

 

◆オパールの石言葉

オパールの石言葉は「純真無垢」「歓喜」「希望」「幸運」「忍耐」などで、1つの宝石の中でさまざまな色の変化がみられるように、ポジティブで自由なエネルギーをもつ宝石と言われています。所持する人の才能を開花させ、創造力を高める宝石です。また、見た目の瑞々しさと艶やかさからもわかるように、アンチエイジングの宝石といわれることもあり、オパールの髪飾りを身に着けて白髪を予防するという地域もあるようです。

 

◆オパールの産地

オーストラリアはオパールの産出が約97%にもなり、オパールを国石としています。オーストラリアのオパールは、「ホワイトオパール・ブラックオパール・ボウダーオパール」の3種類で、他の産出国のものよりも高く評価されます。オーストラリア以外の産出国は、メキシコやエチオピアがあります。

 

オパールは2種類ある

【プレシャス・オパール】

プレシャス・オパールはオパールの「火」(fire)とよばれる遊色があり、キラキラと輝くのが特徴で、宝石としての価値が高い。プレシャス・オパールは、直径150nmから300nmくらいの二酸化ケイ素の分子が六方最密充填構造または立方最密充填構造を形成しており、それゆえ準鉱物(Mineraloid)として扱われる。

分子の大きさがどれだけ揃っているかと、分子の充填度が、宝石としてのオパールの品質を決定する。分子の大きさがバラバラで、あまり充填されていないものは遊色を見せず、コモン・オパールに分類される。プレシャス・オパールは、地色によってブラック・オパール(黒蛋白石、blackopal)、ファイアー・オパール(火蛋白石、fireopal)と区別される。ファイアー・オパールのファイアーとは斑を意味し、playofcolorまたはplayingfireともいい、遊色効果を意味する。

 

【コモン・オパール】

コモン・オパールは遊色がなく、石の地色しか見えず、宝石としての価値が低い。ミルキーオパールは乳白色から緑がかった青色で、色がきれいなものは宝石として扱われる。他に珍重されるコモン・オパールは、玉滴石(hyalite)、乳珪石(Menilite)、間欠石(geyserite)、木蛋白石(woodopal)などがある。玉滴石…岩石の表面に球状に付着して産出するものを、玉滴石(ぎょくてきせき、hyalite)という。紫外線を照射すると蛍光を発するものがある。

 

日本では飛越地震の際に立山温泉の新湯とともに噴出したことがある(発見後すぐに採り尽され、深く掘ったために温泉が打たせ湯になったという)。現在でも玉滴石の沈殿は生成されているが、明治時代の透明な玉滴石は産出していない。なお、立山カルデラ砂防博物館には採掘された玉滴石が展示されている。木蛋白石…堆積岩中に埋没した樹木の幹や動物の遺骸と交代したものがあり、樹と交代したものを木蛋白石(woodopal)という。研磨するときれいな木目がでることから珍重されている。

 

オパールの色の種類

オパールには、炎のような赤やトロピカルブルー、夜空を思わせるブラックまで、さまざまなカラーがあります。ここでは、代表的なオパールの種類を解説します。

 

【ブラックオパール】

数あるオパールのなかで「オパールの王」と呼ばれているのが、ライトニングリッジ産のブラックオパールです。夜空に浮かぶオーロラのような幻想的な輝きは、深みを感じる独特の色合いで見るものを惹き付けます。ベースが暗い色なので、遊色効果がより鮮やかに見えるという特長も。ブラックオパールは人気がありますが、採掘量は年々減少にあるようです。

 

【ボルダーオパール】

オーストラリアのさまざまな場所で採掘されます。鉄鋼石の割れ目に流れ込んで形成されるボルダーオパールは、母岩とともにカットされ、母岩も宝石の一部になります。目を引くような鮮やかな色合いは、奥深く神秘的な印象。宝石愛好家の間で人気に火が付き、現在でも多くの人に愛されています。

 

【フォイヤーオパールまたはメキシカンオパール】

炎のような赤色や、強い日差しのような黄色の輝きを持つファイヤーオパールも、魅力的な種類の1つです。透明度が高く、プレイオブカラーは控えめなので一般的なオパールのイメージとは異なるかもしれません。新しい採掘規制により希少価値が上がっているため、人気も高まっているようです。

 

【グリーンオパール】

他のオパールに多いプレイオブカラーはほとんど見られません。アップルグリーンの優しい爽やかな色合いが特徴で、ジュエリーとして非常に人気がある種類です。

 

【ジェリーオパール】

ゼリーのような瑞々しい色変化を楽しめるのは、ジェリーオパールです。ジェリーオパールは、ウォーターオパール、クリスタルオパールなどと呼ばれることも。はっきりとしたカラーは見られず、いくつかの色が複雑に組み合わさっているように見えるのが特徴です。プレイオブカラーもかすかな色の輝きが躍っているように見えるでしょう。

 

【ホワイトオパール】

半透明で、乳白色のようなカラーが見られるホワイトオパール。優しい輝きが上品で落ち着いた印象を与えます。採掘されたオパールのうちジュエリーになるのはわずか25%しかないと言われる、貴重な宝石です。

オパールの特性

オパールは、宝石の中で色が躍っているように見える「プレイオブカラー(遊色効果)」を有する宝石です。プレイオブカラーは、凝集した二酸化ケイ素の小さな球が水と混ざることでピラミッド型の格子を作り、この中で光が分かれて乱反射することで起こります。種類にもよりますが、プレイオブカラーを持つオパールは、ずっと眺めていられるほどドラマティックな美しさです。

一般的にオパールというと乳白色のような色合いを想像する人が多いですが、実はさまざまな種類があり、それぞれ特有のカラーを持っています。オパールを他の方向から眺めた時にできる光学現象のひとつで、虹色にきらめき輝く様を遊色といいます。どのような色味のオパールでも、この遊色効果が大きいものほど高値がつきます。多くの色が存在していてその色のデザインの幅が広いものほど価値が高くつくのがオパールの特徴です。いくら色がきれいでもこの遊色効果が見られないと、価値が低くなってしまい、寒色である緑や青よりも暖色のオレンジや赤の評価が高くなります。

遊色効果があるオパールのことをプレシャスオパールと呼び、遊色効果が鮮やかで全体に渡って色の変化が見られるものは高く評価されます。反対に、遊色効果が見られないオパールのことをコモンオパールと呼びます。石のカラーはさまざまでピンクからブルーまであり、不透明なものや半透明のものがあります。

オパールのクラリティ 透明度

基本的には宝石に内包物があるとその価値が下がってしまいます。その代表的な宝石として、ルビーやダイヤモンドがありますが、これらの宝石は内包物がないほうがきれいな石と認識されます。しかし、オパールの場合は内包物に関しての捉え方が異なります。オパールの場合は内包物の形や大きさ、場所によって他にはないデザインとして評価が上がる場合があるのです。これは、オパールが持っている遊色効果に関係していて、オパールはいくつかの色が見せるデザインが特徴のひとつです。内包物が入ることによって、石の角度によって個性的な色合いが出る場合があることから、内包物によっては高値がつくものがあります。

オパールの手入れ方法

まずオパールは、硬度が5.5~6.5のオパールは比較的やわらかく割れやすい宝石です。お手入れの際は注意を払い、丁寧に扱いましょう水を張った洗面器につけ、歯ブラシで磨いて汚れを落とします。洗った後はよくすすぎ、乾いた布で水分をふき取った後は自然乾燥させましょう。オパールは乾燥に極端に弱い宝石です。冷暖房や直射日光、ドライヤーの熱などに長時間晒すなど、急激な乾燥には注意しましょう。

まとめ

オパールの価値は、クラリティや遊色状態によって高価なものもありますが、比較的安価に手に入りやすいものもあるので、アクセサリーにしてみてはいかがでしょうか。

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