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ダイヤモンドの重さの値カラットについて

559_カラット 計算

ダイヤモンドの重さの単位としてよく耳にする「カラット」。 名前は聞いたことのある人がほとんどだと思いますが、 実際、1カラットがどれくらいの重さかわからない、 なんて方もおられると思います。 中には、カラットって大きさの単位かと思っていた、 という方もいるかと思います。 今回は、そんなカラットについて、 カラットの大きさ、名前の由来などについて、 深く掘り下げていきます。

 1カラットの重さ

まず、上記にもあげました通り、 カラットは大きさの単位ではなく、重さ(質量)の単位です。 今回はダイヤモンドに絞ってお話をさせていただいてますが、 カラット表記はダイヤモンドに限った単位ではなく、 ルビー、サファイア、エメラルドなど宝石全般に 質量の単位として表記されます。 ネックレスのトップやリングについている石も、 どこか目立たないところにカラット表記があるかもしれませんよ! リングであれば内側に刻印があるものがほとんどですので、 お持ちのリング等で一度探してみてください。 さて、1カラットの重さですが、 1カラット=0.2gとなります。 なぜダイヤモンドの重量を「カラット」で表すのでしょう? カラットの語源は、古代インドの紀元前の時代に、宝石を測るときに、サヤの中の位置に関係なく重さがほぼ均一で1粒が約 0.2g の黒色のいなご豆 (通称カロブ Carob, 学名 Ceratonia Siliqua) が分銅として使われていました。 ギリシヤ語でこの豆をキャラテイオン(keration)と言い、いなご豆1個=1カラットとなったと言われています。

はじめはカラットの単位は各国で違いました。 フランスでは1カラットが 0.2055 グラム イギリスでは1カラットが 0.2053 グラム エジプトでは 0.1917 グラムといった具合にバラバラだったのです。 1906年に the Congress of Measures and Weights に於いてカラットをメートル法に組み入れることになり、以降、順次各国で1ct = 0.2g とするメートル・カラットが採用され、今日に至っています。 以上の経緯から、現在では1カラット=0.2gで認識されており、 カラット表記の無いルースダイヤ(裸石)なども、 計りを使ってある程度のカラット数を逆算することもできるというわけです。 0.3gあれば、だいたい1.5ct、という風になります。(質量÷0.2=カラット数)

ダイヤモンドの価値基準の統一

ダイヤモンドの品質を評価する基準として、1950年代にG.I.A(米国宝石学会)が開発した“4C”という品質評価基準が世界的に使用されています。4Cとはダイヤモンドの品質を表現するための基準であるCarat(カラット=重さ)・Cut(カット=輝き)・Color(カラー=色)・Clarity(クラリティ=透明度)の4つの要素を表した用語。 そのため各頭文字を組みわせて“4C”と呼ばれています。 この4Cの組み合わせが、ダイヤモンドの品質と価値を決定します。 ここで少し、各Cについて詳細を説明します。 Carat:カラット 重さ 大きなダイヤモンドは小さなダイヤモンドより原石が少なく、より希少価値が高まります。しかし、大きさと価値の評価は単純な足し算の差異ではありません。例えば、1個1.0ctのダイヤモンドと10個まとめて0.1ctのダイヤモンドを比べた場合ダイヤモンドの重量は同じですが、1個1.0ctのダイヤモンドの方が希少性が高いため何倍も高い価値をもちます。

また、カラットは4Cの中で最も見た目の違いが分かりやすい基準でもあります。 Cut:カット 輝き 婚約指輪のダイヤモンドに多く用いられる「ラウンドブリリアントカット」は、ダイヤモンドに注がれた光を最も効率よく光学的に反射させる形として考え出され、カットグレードが定められている唯一の形状(シェイプ)です。他のシェイプにはカットグレード以外の評価基準が定められています。 カットの総合評価はダイヤモンドのプロポーション要素と、シンメトリー(対称性)・ポリッシュ(研磨)などのフィニッシュ要素で決まります。この2つの要素が優れているほどダイヤモンドに取り込まれる光が効率よく反射し、ダイヤモンドが美しく輝きます。 Color:カラー 色 ジュエリーに使用されるダイヤモンドのほとんどは、色評価がカラーレス(無色)やニア・カラーレスのものですが、少しの色味の差が価値に大きな影響をもたらします。

科学的にも純粋で不純物のない本当に無色なカラーレスダイヤモンドを最上位とし、色味が薄くなればなるほど価値が高まります。GIAのD~Zのダイヤモンドカラーグレーディングシステムでは、基準になる照明と観察条件下で、カラーグレードの基準となるマスターストーンと色を比較することでカラーを測定します。この色の差は大変微妙なもので、素人目で判別できないのはもちろんの事、日常光源下だと専門家でも識別が大変困難です。 Clarity:クラリティ 透明度 クラリティはダイヤモンドに含まれるインクルージョン(内包物)とブレミッシュ(疵)の相対的な少なさを表します。 インクルージョン(内包物)とは、ダイヤモンドが地中で形成される際に混入した他鉱物の結晶などの異物、あるいは裂け目や割れ目といった結晶構造の歪みを指す用語です。インクルージョンの位置によっては、ダイヤモンドをカットし研磨した後にも残ってしまう場合があり、ダイヤモンドの外観に影響を与えることがあります。ブレミッシュ(疵)はダイヤモンド表面の擦り傷や欠けのこと。先ほどの内包物がダイヤモンドの表面に達してブレミッシュになることもあります。 この2つの要素を併せて「クラリティ特徴」と呼び、ダイヤモンドの透明度を評価する要素となります。 以上がダイヤモンドの価値の基準として、 国際的に使用されています。 もしダイヤモンドをお持ちで、鑑定書があれば、 中身を見てみてください。 必ず4C記載があるはずです。 鑑別書や保証書ではありませんのでお間違いのないよう。

カラーダイヤモンドの評価基準

ダイヤモンドのカラーは一般的に4Cと呼ばれる国際評価基準で評価しますが、中には4Cの範疇に入らない価値を持った天然色のダイヤモンドが存在します。 ファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれる種類のものです。 一般的なダイヤモンドは黄色味のある透明です。ダイヤモンドは炭素で出来ているのですが、地球の深部でダイヤモンドが生成される際、窒素が混入することで黄色味を帯びるのです。 4Cによるカラー評価基準では、黄色味が少なく無色透明に近いほどグレードが高くなります。無色透明のダイヤモンドほど希少性が高いというわけです。ところが、4Cカラー基準の最低ランクである「Z」よりさらに濃い黄色味を有するダイヤモンドは、これもまた希少価値が高くなるのです。 こうしたダイヤモンドがファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれていて、魅力的な色合いのものはとても高い評価を受けます。ファンシーカラーダイヤモンドの色合いは黄色だけではありませんが、魅力的な天然のカラーを持ったダイヤモンドは、10,000粒に1つ程度しか存在しないといわれています。 イエローダイヤモンドも、その黄色が魅力的である場合、非常に価値が高くなります。 一般的なファンシーイエローよりさらに濃く鮮やかな黄色のものは「ファンシーインテンスイエロー」と呼ばれ、それよりもさらに鮮やかな色合いのものは「ファンシービビットイエロー」と呼ばれています。 「ファンシービビットイエロー」の黄色は、「黄色」というよりも「山吹色」と表現したほうがしっくりくるカラーで、イエローダイヤモンドの場合は、薄い黄色から山吹色に近くなるほど評価が高くなります。 「ファンシービビットイエロー」のダイヤモンドは別名「カナリーイエロー」ともいわれ、非常に高い評価のダイヤモンドとされています。 イエローダイヤモンドは、特に欧米で人気があります。 世界的に有名なイエローダイヤモンドのひとつに、あのティファニー社の「ティファニー ダイヤモンド」があります。 南アフリカのキンバリーで1877年に掘り出された287.42カラットの原石をティファニー社が購入し、82面にカットしたというものが、この「ティファニー ダイヤモンド」です。 世界最大級のイエローダイヤモンドとして知られるこの石は、今もニューヨークのティファニー本店に飾られています。 イエローダイヤモンドは、ティファニー社の歴史を飾ってきた宝石でもあるのです。

「Carat」と「Karat」

「Carat」については上記でも説明の通り、 主にダイヤモンドの質量を表す単位として使用されますが、 「Karat」というのも存在し、 こちらを見て、ダイヤモンドの質量の単位と勘違いされる方も 少なくありません。 Karatは金の純度を表す単位になります。金の純度とは、純金と合金の量に対する金の割合のことを言います。Karatを略してKと評されるため、18金のアクセサリーなどはその証としてK18と刻印されます。 金の純度は24Karatを最高値としています。24分率で評されているため、純金の場合は24Karatです。 K18は、24分の18が純金、その他の合金がプラスされているという状態です。金の純度が高ければ高いほど、価格は高くなっていきます。 金の純度の高い24Kのアクセサリーなどは、変色や腐食が起こりにくくなっています。資産価値が安定しているため資産運用としても、メリットがあります。ただし、柔らかく傷つきやすい性質があるためアクセサリーとして使用するなら注意が必要です。 18Kなどは、他の金属が混ぜられています。銀や銅などが含まれているため、金の輝きを維持しながら加工性があって、ある程度の硬さもあるのが特徴です。加工性と硬さがあるためアクセサリーなどに利用しやすくなっています。 18Kはダイヤモンドなどの貴重な宝石と一緒に使われることも多く、金と宝石の相乗的な評価が期待できます。

同じカラット数でも見た目の大きさが違う場合がある

今回はダイヤモンドをメインにお話しておりますが、 前述の通りカラット表記は宝石全般に使用されます。 たとえばサファイアとダイヤモンドを比べた時に、 同じカラット数なのに見た目は全然違うな、なんてこともあります。 それは、宝石それぞれ色んな物質で出来ており、 その密度も宝石によってまちまちのためです。 それもあり大きさで判断、ではなく実際の質量によって 表記されるよう統一されたのかもしれませんね。

世界最大のダイヤモンドのお話

ダイヤモンドは自然にできる物の為、 天然で発見されるもののほとんどは小さなダイヤモンドです。 中々大きいものは出てこないらしいですね。 それもあり大きい程価値が高いと言われております。 今まで発見された物の中で一番大きなダイヤモンドは何カラットでしょうか。 長くなりますが、イギリスのお話があります。 世界最大のダイヤモンド原石は、1905年に南アフリカのカリナン鉱山(当時の名前はプレミア鉱山)で発見された「カリナン」という石です。大きさは3106カラット(621.2g)。長さ101mm、高さ63.5mm、幅50.8mm。 鉱山の所有者であったトーマス・カリナンの名前にちなんで「カリナン」と命名されました。 この原石が採掘された時、現場の鉱夫は、あまりの大きさに誰かがイタズラをしてガラスを埋めておいたものと思ったそうです。 それ以前の世界一大きなダイヤモンド原石は、1893年にヤーヘルスフォンテーン鉱山で発見された「エクセルシア」で、大きさは970carat (190g)です。カリナンの大きさが桁外れであることがわかります。鉱夫が勘違いするのもわかる気がします。

当初カリナンは、ヨハネスブルグとロンドンで展示されていました。あまりに高価であったため、すぐには買い手がつかなかったようです。 しばらくしてカリナンは、南アフリカのトランスヴァール政府に買い取られます。トランスヴァール政府は1907年、66歳の誕生日を迎えたイギリス国王・エドワード7世に、カリナンを献上しました。 さて、カリナンをイギリスに輸送する際には、ある作戦がとられました。盗賊からカリナンを守る必要があったのです。 カリナンを輸送するとされていた船は厳重な警備の下、ロンドンに向かいました。しかし、この船に積まれたのはダミーの石。このダミーは輸送中に何度か盗難の危機にあったそうです。 さて、本物のカリナンはというと、何の変哲もない普通郵便でロンドンに送られたということです。 無事エドワード7世の手に届いたカリナンは、オランダ・アムステルダムにあるアッシャー社にカットを委ねられました。当時アッシャー社は、ダイヤモンドの研磨技術の高さで世界最高と評価されていた会社です。 アムステルダムのアッシャー社へのカリナンの輸送にも、ユニークな作戦が取られました。 その時カリナンの輸送は、イギリス海軍の駆遂艦が担当すると発表されましたが、駆遂艦に積まれたのはやはりダミー。 本物はなんと、アッシャー氏がポケットに入れて船と汽車を乗り継ぎアムステルダムまで運んだということです。 カリナンのカットは、アッシャー社に20年勤めるアンリ・コーが担当することになりました。

アンリ・コーは、アッシャー社の中でも最高の腕を持つと賞賛されていた研磨職人です。 アンリ・コーは、まず原石を大きく2つに割ることを決断しますが、イギリス国王が所有する世界最高のダイヤモンドを割るという作業には、極度の緊張を伴ったようです。 アンリ・コーは、原石を割る一撃を加えたその瞬間、気を失って倒れてしまったと言われています。 目を覚ましたアンリ・コーは、綺麗に二つに割れた原石を目にすると、今度はホッとしたのでしょうか。再び失神してしまったのだそうです。 アッシャー社はカリナンのカットのために特注の研磨機材を用意していました。その研磨作業は3人の研磨職人が担当し、1日14時間働いて8ヶ月かかったと言われています。 こうしてカリナンは、合計で1063カラットの9個の大きな石と、96個の小さな石に切り出されました。 大きな石9個には、大きさの順にそれぞれカリナンⅠ~Ⅸと名がつけられましたが、このうちカリナンⅠは「ザ・グレート・スター・オブ・アフリカ(偉大なアフリカの星)」と呼ばれ、530.2カラットの大きさを誇っています。 残りの8個は「レッサー・スター・オブ・アフリカ」と呼ばれていて、カリナンⅡが317.4カラット、カリナンⅢは94.4カラット、カリナンⅣは63.6の大きさがあります。

ダイヤモンドの価値を金額で知りたい!

ダイヤモンドをお持ちの方なら、 自分が持っているダイヤモンドの価値が気になることでしょう。 しかし、鑑定書などがあっても、 そのダイヤモンドがいくらくらいの価値になるのか、 までは鑑定書にはかかれておりません。 ダイヤモンドにも相場があり日々相場の変動の影響を受けていることも ありますし、見る機関によって4C評価がかわり、伴って金額も変わります。 そのため、実際の価格を知るには、 やはり買取店に査定してもらうのが一番お手軽でしょう。 鑑定書がなくても、査定は可能なところがほとんどですので、 是非気になる方、売却を考えている方は持ち込んでみましょう。 ただ、ご売却や査定をする際に注意するポイントがあります。 それはダイヤモンドを見る査定員が、 ダイヤモンドの4Cをちゃんと見れるのかどうかです。 当たり前ですが、4Cを見れない人では正確な査定はできません。 高く付く分にはいいかもしれませんが、 見れない人の多くは、念のためひとつふたつ下のランクでみておこう。 などがあると聞きます。 ここにかんしては、買取店もリスクがある為、 仕方がない部分もあったりしますが、 お売りになられる方からすれば、 正確な査定をしてほしいと思います。 ですので、ダイヤモンドを査定に出す際は、 専門の知識を持った査定員がいる買取店かどうかを、 上手く判断し、信頼のおけるお店で査定してもらいましょう。

まとめ

ダイヤモンドの価値は、こちらで紹介した通り、4Cという評価基準によって どれくらいの価値なのかを評価します。 素人目であっても紹介した方法でカラット数はだいたいわかるため、 ある程度幅を持たせて価値を予想は付くかと思います。 もちろん、何度もご紹介した通り、 カラットだけでダイヤモンドのお値段を出すことはできないため、 本来の価値を知りたいのであれば目の利く査定員や、鑑定機関を利用するのが 一番いいと思います。 また、購入時に鑑定書もついていた場合は、 持って行った方が確実にいい為、どこかにしまっている場合は 探してでも持っていくことをオススメ致します。 鑑定書が付いている方が査定員の目利きだけに左右されてしまう、 といったことがほとんどなくなる為、是非持っていきましょう。 鑑定書をなくしてしまった方も、再発行は可能ですので、 時間とお金は多少かかりますが、 ダイヤモンドの質量などによっては再発行を考えてもいいかもしれません。

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