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オリンピックの金メダルは純金ではない!?

081_金メダル素材

コロナによって延期された2020東京オリンピックが2021年に無観客で開催されましたが、日本人選手が金27個含む史上最多となる58個ものメダルを獲得し、私たちを楽しませてくれたのは記憶に新しいかと思います。今回はそんなオリンピックで授与される金メダルの素材についてご紹介していきます。

オリンピックの金メダルの素材は純金ではない?

結論から述べてしまうと、オリンピックなどで授与される金メダルはすべてが純金で出来ているわけではありません。金メダルは純銀のメダルに金張り(金メッキ)が施されています。これには以下のような理由があります。

競技・種目数の増加

オリンピックの種目数は回を重ねる毎に増加しており、2020年東京オリンピックでは33競技339種目と夏季オリンピックでは最多となる種目数となりました。この種目それぞれにメダルが授与され、チーム戦でしたらその分、授与メダルは増加します。希少金属である金を使い全てのメダルをつくるというのは難しいといえます。

開催国の金銭的な負担を軽減するため

各競技で授与されるメダルはすべて開催国が準備を行います。そのため、すべてのメダルを純金でつくるとなると途方もない金額になってしまうため、一部の裕福な先進国でのみしか開催することが出来なくなってしまい、オリンピックの理念に反する結果となってしまいます。オリンピックのメダルは少なくとも直径60㎜以上かつ厚さ3㎜以上と定められています。これを満たすように計算すると純金で作った場合の重さは最低でも約165gとなります。

現在、金の相場は1gあたり8,500円程度ということを考えると金メダル1つあたり最低でも140万円もの大金が金の価格だけでかかってしまい、全種目のメダルとなると数十億円と莫大な費用がかかってしまいます。そのため、様々な国でオリンピックが開催することができるように、金メダルの基準として純銀のメダルに6g以上の純金で金張りまたは金メッキを行うと定められました。

過去には純金の金メダルが授与されていた?

現在では上述したように、メダルは純金で作られていません。しかし過去には短い期間ではありますが、純金でメダルがつくられていました。その期間は1904年のセントルイスオリンピックから1912年ストックホルムオリンピックまでの3大会です。ちなみに、ストックホルム大会は日本が初めて参加したオリンピックという日本にとっては記念すべき大会になります。

東京オリンピック・パラリンピックのメダルはリサイクル金属

みなさんは都市鉱山とよばれているものについてご存じでしょうか。都市鉱山は天然鉱山ではなく、廃棄されるスマホやカメラのような家電製品、工業製品の端子などに含まれる金をはじめとした貴金属やレアメタルを鉱物資源と見立て都市鉱山と呼んでいます。

2020東京オリンピックではこの都市鉱山から回収されたリサイクル金属を用いてメダルをつくる「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」によってすべての授与メダルがつくられました。メダルの製造には金32kg、銀3,500kg、銅2,200kgが必要とされましたが、2年間という短い期間で全ての貴金属を収集することができ、最もエコなメダルとして世界から注目を集めました。

オリンピックの金メダルの価値は?

オリンピックのメダルはあくまで金銭的な価値ではなく、その功績に対して授与されるものであるのは間違いないですが、金銭的な価値もどの程度になるのか気になりますよね。ここでは東京オリンピックの金メダルを基準にして貴金属としてのメダルの価値を算出してみます。

東京オリンピックで授与された金メダルの重量は556g(金6g銀550g)です。金価格は現在の相場である金1g/8,500円、銀1g/110円と仮定して計算します。その結果は金が約51,000円分、銀が約60,500円分となり、合計111,500円程度となります。このように貴金属としての価値はあまり高額になるわけではないですが、だからといってその金メダル自体の価値が下がることはなく、あくまでその栄誉を称える記念品としての側面が強いものになります。

まとめ

今回はオリンピックの金メダルの素材やそれに関するちょっとした豆知識をご紹介しました。東京オリンピック・パラリンピックで授与された約5000枚のメダルを簡単につくる事ができた日本の都市鉱山は世界でも有数の規模といわれています。今後もこのようなエコな取り組みを続けていき、日本で行われる国際大会のメダルも都市鉱山からつくられるようになっていけば素晴らしいですね。

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