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詩的な意味を秘めるカルティエのトリニティリング

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世界5大ジュエラーのひとつであるカルティエは、ジュエリー史に残る数々の名作を世に送り出してきたパリの宝石商です。パリの小さな工房からスタートしたカルティエは、世界各国の王室御用達ジュエラーとなり、現在も多くのハリウッドセレブや国内芸能人たちが愛用しています。そんなカルティエの代表作の一つ、トリニティリングについて今回は紹介します。

カルティエの創業

カルティエは1847年にルイ=フランソワ・カルティエがパリで創業したジュエリーです。早くからフランスの王侯貴族の間で評判となり、質の高く先見性のあるクリエーションは万国博覧会でも注目され名実ともに一流ジュエラーとしての地位を確立していました。カルティエを王室御用達としたイギリス国王エドワード7世はカルティエを「王の宝石商であり、宝石商の王」と評しており、カルティエの名声が世界的にトップレベルであったことを証明しています。

革新者、ルイ・カルティエ

20世紀を目前にする頃、創業者であるルイ=フランソワの孫にあたるルイ・カルティエがメゾンに加わり、現在につながる数々の名作を生み出します。1904年、友人で飛行家のアルベルト・サントス=デュモンの「飛行中に操縦桿から手を放さずとも時間を確認できる時計が欲しい」という願いに応え世界初の腕時計「サントス」を生み出しました。また、第一次世界大戦の終結とともに発表され、ルノー式戦車のフォルムに着想を得た、カルティエの平和へのメッセージ「タンク」ウォッチなどもルイ・カルティエの作品です。

そして彼の手掛けた伝説的なジュエリーの1つがトリニティリングです。トリニティ(Trinity)とは三位一体のことで、キリスト教における「父なる神、その子であるイエス、そして聖霊位はすべて神の現われで、元来一体のものである」とする考え方で、敷衍して3つの要素が一つになることの比喩としても用いられます。トリニティリングは1924年に誕生し、イエローゴールド、ピンクゴールド、プラチナの3つの色の貴金属素材の指輪を組み合わせたデザインでした(現在 ホワイトゴールドを使用したものもあります)。プラチナをジュエリーに先駆けて使用したのもカルティエの功績の一つです。プラチナは金や銀に比べて融点が圧倒的に高い(=熱で溶けづらい)ため加工が難しいとされた金属でした。しかし、産業革命などによって科学技術が発展し、プラチナの価値が改めて認められ、技術力と先見性のあるルイ・カルティエは試行錯誤を重ねジュエリーに利用することに成功したのです。プラチナは精緻な加工に向く金属で、トリニティリングにとどまらず、当時流行していた芸術様式、アールヌーヴォー的な曲線美を表現したガーランドスタイルのジュエリーもカルティエの名声を轟かせる一助となりました。

ルイ・カルティエの友人で、詩人・芸術家でもあったジャン・コクトーもトリニティリングを愛用し、ジャン コクトーは小指に着用していたと言われます。恋人で作家のレイモン・ラディゲに贈りました。コクトーは恋仲にあった女優でモデルのナタリア・ペイリーにもトリニティリングを贈ったと言われています。ジャン・コクトーが愛する人に贈ったように、トリニティリングは愛情、忠誠、友情を象徴しているジュエリーです。ジャン・コクトーは、カルティエを「太陽の上に散った月の破片をつなぐ、精緻な魔法使い」と讃えています。

トリニティ ドゥ カルティエは今なお色あせることなくカルティエの定番アイテムの一つとして世界中で愛されており、様々なモデルが展開されいます。

 

・Trinity Ring, Classic Ceramic

ホワイトゴールドやセラミックを組み合わせたシルバーとブラックのシャープな印象のトリニティリングです。セラミックをジュエリーとして大胆に使用するあたりにカルティエのパイオニア精神を感じられます。

 

・Trinity for Chitose Abe

パリコレクションでコレクションを発表し世界で高い評価を得ている日本のファッションブランド「sacai」のデザイナー阿部千登勢氏が手掛けたトリニティコレクションです。3つそれぞれ大きさの異なるリングやブレスレットは様々な付け方で遊べる楽しさがあるデザインです。ネックレスは3連チョーカーのようなデザインでもはやアートオブジェとして飾ってもカッコイイ作品です。

 

・Trinity Bracelet

トリニティはブレスレットとしてもバリエーション豊かに展開されています。小さなトリニティリングにチェーンやバンドを通したものや3連のバングルになったタイプなどがあります。

 

・Trinity Necklace

トリニティネックレスはシンプルにトリニティリングをチェーンに通したものや、ペンダントチャームにしたものなどがあります。

まとめ

創業以来、名実ともにジュエラーのトップを走り続けてきたブランド、カルティエ。創業者ルイ=フランソワ・カルティエの栄光は言わずもがな、彼の孫にあたるルイ・カルティエも天才的な先見の明と芸術的感性に恵まれた人でした。今も色あせることのないメゾンの名作の数々生み出しましたが、その一つとして伝説的なアイコンになっているのが、トリニティリングです。これは当時の芸術家ジャン・コクトーに愛され、現代の優れたクリエイターである阿部千登勢氏のインスピレーションを刺激するマスターピースであり、時代を越えて人々を魅了しています。

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