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買取大吉 買取品目 ブランド品 ブランド品のコラム記事一覧 定価以上の買取価格も!?幻のバーキン

定価以上の買取価格も!?幻のバーキン

962バーキン買取定価以上

バーキンといえば、ハンドバッグの頂点といっても過言ではない、エルメスのアイコン的存在です。エルメスは1837年、ティエリ・エルメスがパリに創業した高級馬具工房にルーツをもつブランドです。産業革命で新たな交通が発展し馬車が廃れると、馬具造りのノウハウを活かしてバッグなどの皮革製品を製作していきます。当初から洗練されたデザインが好評で、1984年に登場したバーキンのデザインも、20世紀初頭にデザインされた「オータクロア」をベースにデザインされています。そんなバーキン、今やまともに正規店で購入できないほどの品薄状態で、それにともない中古市場では定価以上の高額で取引されるモデルすら存在します。今回はそんなバーキンの中古市場における価格高騰の背景や高額モデルについて紹介します。

なぜバーキンは定価以上で買い取られているのか

エルメスの中でも特に人気の高いバーキンは、中古市場でも高い値で取引されています。それは端的に言ってしまえば、ずばり「需要と供給の格差」ということに起因します。

まずエルメスのバッグは一つ一つ職人の手作りです。バーキンは手練の職人でも組み立てだけで20時間を要すると言われ、原料の調達や型紙づくりなどを含めると20時間どころではありません。また腕利きの職人は無限にいるわけではなく、エルメスは職人養成学校を運営して後進育成を図っていますが、それでも圧倒的な需要を完全にみたせるほどの人員はいません。

一方で、需要は高まり続けています。バーキンは1984年の登場以来、つねに高い人気がありますが、最近は中国や東南アジアなどの新興富裕層からの需要がとくに高まっており、正規品の世界的な品薄状態に拍車をかけています。需要の中にはこうした希少価値に便乗した転売目的の購入もあり、転売によって中古市場の価格が吊り上げられるというサイクルもみられます。

こういった状況からエルメスの正規店では、バーキンは上顧客に優先的に販売されるため店頭に姿をみせず、一見客ではまず購入することができないといわれています。

また、バーキンには特別仕様の限定モデルが存在します。それらはプレミア価値が付き、中古市場で非常に高額で取引されます。ここからは、そうした特に希少価値の高いモデルを紹介します。

ショルダーバーキン

肩掛けできるようハンドルが長くなり、ボディは縦に短く横に伸びたデザインの、ショルダーバッグとしてデフォルメされたバーキンです。自身のブランドでも映画衣装や舞台衣装、オートクチュールなど幅広い分野で高い評価を得てきたクチュリエ、ジャン=ポール・ゴルチエがデザインを手掛けました。

バーキンシャドウ

2009年秋冬コレクションで発表されたバーキンで、シャドウの名が暗示するように、だまし絵的なデザインが特徴的なバーキンです。バーキンを象徴する要素、フラップやベルトが本物ではなく、バッグのボディ上にレリーフで表現されています。そのためフラップとベルトで留めるのではなく、スナップボタンで開閉するというディティールも、通常のバーキンではあり得ない珍しい仕様となっています。

バーキン ソーブラック

2010年秋冬コレクションで発表された、隅から隅まで真っ黒なバーキンです。エルメスの上質な革を堪能できる牛革素材、ボックスカーフでつくられ、メタルパーツから付属品の保存袋まで徹底的に黒にこだわって仕上げられています。

バーキン フォーブル

2019年の秋冬モデルとして発表された、パリ フォーブル サントノレ通りにあるエルメス本店を模したバーキンです。もはやバッグというよりお店のミニチュアとすら言えるディティールの凝りようで、細かい手仕事にエルメスの職人たちの超絶技巧を感じます。しかもストーリー性も細かく、暖色系でまとめられた昼バージョンと黒や紺色でまとめられた夜バージョンのデザインが存在します。

バーキン シェーブル メタリック

2005年に発表された光り輝くゴートレザーのバーキンです。これは30年以上にわたり、エルメス本店のディスプレイデザインを手掛けたレイラ・マンシャリのディスプレイのためにデザインされたバッグといわれています。レイラ・マンシャリの独創性は卓越的であり、ショーウィンドウで商品を陳列するのではなく、あたかもショーウィンドウを舞台のように演出しました。彼女の功績はエルメスで非常に高く評価されており、2017年にはグランパレで「Hermès à Tire d’Aile: Les Mondes de Leïla Menchari(羽ばたくエルメスーレイラ・マンシャリの世界)」と題された展覧会も開催されました。

ヒマラヤバーキン

雪をかぶったヒマラヤの霊峰を思わせる白とベージュのグラデーションが美しい、ニロティカス(ナイルワニ)のバーキンです。ごく一部の超VIP客にのみ販売され、生産数は極めて少ないと言われる幻の逸品です。天然のものとは思えないほどに、傷のなく揃ったウロコは、最高級の素材を選び抜くエルメスのクロコレザーの中でも、最も上質なものを使用しています。エベレストを抱くヒマラヤの名に相応しい、エルメスバッグの最高峰です。

まとめ

中古市場で定価以上の相場を誇るエルメスのベストセラーバッグ、バーキンについて紹介しました。バーキンは、エルメスの初代バッグ「オータクロア」のDNAを受け継ぎつつも、女優として母としてアクティブに動き回るジェーン・バーキンの要望に応えた、機能性の高いバッグであり、登場当初から人気の高いアイテムでした。現在は供給量をはるかに上回る高い需要やそれに付け入る転売などによって、一層希少価値がたかまっており、中古市場では定価を上回る価格で取引されるため、買取店でもこぞって高額で買取を行っています。しかし、バーキンは190年近い歴史を誇るエルメスのエスプリと職人技が実現した名作バッグです。このような名品をカネ目当ての転売目的で売買するのは、あまりにむなしくはありませんか。エルメスや、バーキンの本来の魅力を楽しめる人々の手に渡ってほしいものです。

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