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カンボンラインやマトラッセに象徴される、シャネルのマトラッサージュ

1297_シャネル カンボンライン 財布

服やバッグに財布など、シャネルのアイテムに象徴的に施されたキルティング(マトラッサージュ)は、マトラッセとして知られています。そんなシャネルのマトラッセが、どのように誕生したのかを見ていきたいと思います。

シャネルの歴史

1883年、いくつもの古城がそびえる風光明媚なロワール地方のソーミュールで、ガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)は生まれました。孤児として育ち、孤児院で縫製を学びます。縫子として働く一方で、カフェやテアトルで歌を歌っていました。その時の彼女の十八番が「Qui qu'a vu Coco dans l'Trocadéro ?( トロカデロでココを見たのはだれ?)」であったためCocoのあだ名がつきました。その頃、後にシャネルの出店を助けることになる、エティエンヌ・バルサンや“ボーイ”と呼ばれたアルチュール・シャペルに出会います。彼らの助けもあり1910年に自身の帽子店「Chanel Modes」を、マドレーヌ寺院やチュイルリー庭園にほど近い、パリのカンボン通りにオープンします。

シャネルの帽子はすぐに人気となり、その後世界各国のVIPが集まるパリのヴァンドーム広場や、ノルマンディー地方ドーヴィル(クリスチャン・ディオールの生地としても有名)、仏西国境付近の街ビアリッツにも支店を展開します。創業から間もなく、ココ・シャネルは帽子だけでなく、服の製作も手掛けるようになります。

シャネルのクリエーションにおいて意義深いことが、レディースファッション史を転換させる大きな一石を投じたことでしょう。シャネルは「プティット・ローブ」と呼ばれる、黒くてシンプルなジャージー素材のドレスを発表します。19世後半以降、第二帝政期の経済・文化面での発展によって、ファッションにおいても豪奢で装飾的なドレスがもてはやされてきました。しかし20世紀になると、女性の社会進出が顕著になり、飾りが仰々しく動きづらいドレスに代わって、動きやすく機能的な、彼女が打ち出したスタイルが受け入れることとなりました。女性の腰からコルセットは外され、喪服でしかなかった“黒”が、モードの最先端としてもてはやされるようになったのです。

またシャネルは1921年、ファッションブランドとして先駆けて香水を発表します。これがかの有名なN° 5(5番目のサンプルだったため)で、調香師エルネスト・ボーによって生み出された、アルデヒド系の香りを取り入れたセンセーショナルな香水でした。

シャネルのマトラッサージュ

第二次大戦後、シャネルはバッグにおいても革新的なスタイルを打ち出します。それが今もシャネルの定番バッグとして名高い「2.55」です。第二次世界大戦後は、世界中で経済が再び成長を始める時期で、モードにおいてもディオールが「ニュールック」を発表したりと、新たな躍動をみせていました。2.55はその名の通り1955年2月に誕生したバッグです。これは軍用サコッシュに着想を得たショルダーバッグで、耐久性の高いチェーンをストラップに採用し、「マトラッサージュ」とよばれるキルティングを施した革やシルクサテンやジャージー素材をボディに使用したバッグでした。

シャネルは恋人で支援者だったアルチュール・シャペルとともに乗馬を愛していました。菱形のマトラッサージュは乗馬用ベストから着想を得たものだと言われています。シャネルを刷新することになるカール・ラガーフェルドが着任すると、1983年に2.55を再解釈して「11.12」を発表します。これは象徴的なチェーンストラップはレザーベルトとのハイブリッドになり、クラスプにはアイコニックなCCのロゴがあしらわれました。

11.12も2.55と並び、シャネルのアイコンバッグとなり、時代を越え確立されたスタイルかた、クラシックバッグとも呼ばれています。その後も「マトラッサージュを施された」という意味の“マトラッセ”は、メゾンのインスピレーションソースとして様々な形で表現されてきました。服やサングラス、ジュエリーやメイクパレットまで、マトラッセはシャネルというメゾンにおいてただの縫い目ではなく、一つのアイコンなのです。

カンボンライン

カンボンラインもそうしたマトラッセを象徴的に使ったシリーズの一つで、2004年に発表されました。カンボンとはシャネルが最初に帽子店を構えた、パリのカンボン通りに因んでいます。メゾンのDNAを象徴する名に相応しい、マトラッセとCCロゴを組み合わせたデザインはキャッチーなので、ファーストシャネルとして手に取る人も多いです。発表当初、ハンドバッグやショルダーバッグ、クラッチバッグや財布など様々なバリエーションで展開され、パリス・ヒルトンやリンジー・ローハンなどのセレブリティにも愛されました。現在カンボンラインは廃盤となっていますが、チャーミングかつカジュアルな雰囲気で若い女性でも日常使いしやすいデザインのため、依然として中古市場でも人気があります。

まとめ

シャネルのキルティングはマトラッサージュとよばれ、1955年にココ・シャネルが発表した2.55という名前のショルダーバッグに施されたものでした。その後「マトラッセ」としてシャネルのアイコンとして定着し、今なおメゾンの大きなインスピレーションソースとなっています。

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