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エルメスの最高級皮革素材・クロコダイルの種類や特徴をご紹介

439_エルメス クロコダイル 種類

ブランド品の皮革素材で比較的使用されることが多いものとしては、牛革や馬革などが挙げられます。使用する度に味が出る素材ですが、これらの素材よりも高級だといわれているのがクロコダイル(ワニ革)です。その名の通りワニの革を利用した素材で、牛革や馬革とは違った雰囲気を出す、スペシャルな素材といえるでしょう。一般的にクロコダイルとは、ワニ革のことを指します。ワニと言っても、スモールクロコとなるイリエワニや、ナイルクロコとなるナイルワニなどの「クロコダイル」や「アリゲーター」「カイマン」などいくつかの種類があります。
いずれも特徴としては、独特の凹凸のウロコ模様と、もともと水際の生物のため、革自体も防水性に優れている点です。 ウロコ模様は、より綺麗に配列されたものが価値が高くなる傾向があるようですが、細かく整然と並んだ腹側を活かす場合は背中から割った「腹ワニ」、逆に背中側のダイナミックな凹凸を活かす場合は腹から割った「背ワニ」とで、その選択肢は大きく分かれると言います。エルメスにおいて使われるクロコダイルレザーにも、実は6種類のバリエーションがあります。そこで今回は、エルメスで販売されているワニ革について、その種類や特徴をご紹介します。

エルメスのクロコダイル(ワニ革)の種類と特徴

一重にワニ革といっても、実はさまざまな種類があります。

 

・ポロサス(シャイン/マット)

数あるワニ革の中でも、最も高級だといわれているのがポロサス(光沢のあるシャイン、光沢のないマットの2種類)。シンガポールなどの東南アジアやオーストラリアを原産地とするクロコダイルのレザーを使用したスモールクロコ素材。体長1m程度のスモールクロコダイルで、腹部の鱗の斑は細かく整然と並んでいます。腹部の中央から脇に向かって細やかなになる斑模様が何より美しく、クロコダイルレザーの中でも最高級とされています。ポロサスは美しく並んだ細かい斑の中に穿孔(スポット)を肉眼で確認する事が出来ます。

これらのワニは、主に汽水域(海水と淡水が入り混じる水域)に棲息することから、ソルトウォータークロコダイル、別名「イリエワニ」とも呼ばれています。ポロサスはこのスモールクロコにめのうで磨きをかける「リセ加工」を施したものです。ウール素材のフェルトで研磨して艶を消して仕上げた「マット加工」。「リセ加工」は使い込むほどに光沢が鈍くなりマットな質感に変化し、「マット加工」は使い込むほどに油分が浮き出て艶やかな光沢が生まれます。現在では入手困難で、エルメスでも独自に養殖したものを使っています。

エルメスのバーキンといえば女性なら誰しもが憧れる一品ですが、ポロサスが使用されているバーキンはエルメスの中でも最高級のバッグとして知られています。価格も500万円を越すのは当たり前で、中古品であっても200万円を超えることはよくあるため、なかなか手を出すことができない高級品です。クロコダイルのカラーはブラックのイメージが強いですが、ポロサスのバーキンはブラックだけでなく、レッドやブラウンなども販売されています。

バーキン以外にはポロサスのベルトやスカーフベルトなどもあり、他の皮革素材にはない高級な雰囲気を感じられるでしょう。エルメスで使用されているポロサスのアイテムは、ごく一部の人たちが持つことができるセレブのステータス。ポロサスのバーキンを持っているだけで、羨望のまなざしを送られることは間違いありません。

 

・ニロティカス(シャイン/マット)

アフリカ、ナイル川流域が原産地のナイルクロコダイルを使用した最高級素材で、名前も「ナイル川」に由来しています。「ポロサス」の小さな斑と比較すると大きめの斑ではありますが、長方形の丸みを帯びた斑が左右に美しく並んでいるのが特徴です。腹部分の中央の竹斑と側面の丸斑に切り替わっても斑の大きさがあまり変わらず、「ポロサス」同様に斑の中に穿孔(スポット)が見られます。こちらも現在は入手困難なため、エルメスが独自に養殖したものを使っているようです。

ポロサス同様にめのうで磨きをかける「リセ加工」がされており、希少価値の高い素材です。ニロティカス(光沢のあるシャイン、光沢のないマットの2種類)はポロサスより1つ格が落ちるものの、バーキンに使用されている最高級の素材です。ポロサスよりも面が多少大きく、きめ細やかなポロサスと比較すると大胆で主張が強いデザイン性があります。高級感が強いポロサスに比べるとカジュアルな印象が強く、年齢を問わず持ちやすい雰囲気があります。

また、価格もポロサスよりは安価なので、実際の購入しやすさのことを考えると、選択肢としてはニロティカスになることが多いでしょう。憧れのポロサスにはなかなか手が出せないため、購入することができる範囲内のニロティカスを手に取る方が多いのも、購入者に関する特徴の1つです。エルメスのバッグの中でも最高峰と名高い「ヒマラヤバーキン」は、上記でご紹介したニロティカスマットをさらに厳選して製品化したバッグです。超入手困難な為、「幻のバーキン」と呼ばれています。

「ヒマラヤ」は染色を施していないニロティカスマットのことです。世界最大のヒマラヤ山脈がインスピレーション源で、ニロティカスの腹の白い部分は雪を表現していて、サイドの褐色のグラデーションは雪解けのヒマラヤ山脈を連想させます。エルメスが「ヒマラヤ」と命名してはじめてバッグを作ったことで、一気にこの素材が認知されるようになりました。

最近ではエルメス以外のラグジュアリーブランドでも「ヒマラヤ(ニロティカスマット)」を素材としたクロコダイル製品を続々と発売していて、どの製品の素材も「ヒマラヤ」と呼んでいるそうです。余談ですが、ルイ・ヴィトンでも同素材の染色を施していない「ニロティカスマット」を使用したクロコダイル製品を展開していますが、こちらは「ヒマラヤ」ではなくサハラ砂漠から着想を得て「サハラ」と呼んでいます。

 

・アリゲーター(シャイン/マット)

アメリカ、ミシシッピ川流域を原産地とするミシシッピワニを使った革に、めのうで磨きをかける「リセ加工」を施したものです。ワニ革の中では唯一、斑の中にある「穿孔」と呼ばれる点状の模様がないのが特徴で通常のクロコダイルレザーよりウロコが大きめです。

アリゲーター(光沢のあるシャイン、光沢のないマットの2種類)も、クロコダイルと同じくらいよく聞くワニ革です。クロコダイルとアリゲーターの違いは、単純にワニの種類。アリゲーターは主に南北アメリカ大陸に生息しており、クロコダイルと比較すれば温和な性格をしています。エルメスの中ではリーズナブルな価格帯で、ポロサスやニロティカスに手が出せない方は、アリゲーターが選択肢になるでしょう。

このように、クロコダイルレザーは一般的な牛革と違って経年劣化するわけではなく、変化を楽しむことが出来、末永く世代を超えて受け継ぐことができる耐久性にも優れた究極の素材なのです。

ワニ革って何で高いの?

ワニ革が高い理由はシンプルで、ワニの数が少なく捕獲することが難しいからです。したがってワニ革の流通量も少なくなり、必然的に価格が高くなってしまいます。また、牛革や豚革、馬革などと大きく違う点は、もととなる動物を飼育できるかどうか。牛や豚は家畜動物なので、効率的に飼育をして皮革を入手することができます。しかし、ワニは野生動物な上に凶暴で、飼育するのは困難。このような理由からワニ革は希少といわれ、高級な皮革とされるのです。

野生のクロコダイルは絶滅の恐れのある野生動物に認定されていてワシントン条約で保護されています。それ故に、製品化されるクロコダイルのほとんどは養殖で育てられます。クロコダイルの飼育は限られた環境の中でしか出来ず、多額の費用がかかります。獰猛な動物の為、成長すると互いに傷つけ合うようになります。傷がついてしまっては製品化することが出来ない為、ある程度成長すると個室で育てる必要があり、餌代に加えて莫大な人件費と設備費がかかります。製品化するのに多大なコストがかかるクロコダイル製品ですが、エルメスは厳選した素材の中でも、ほんの僅かな上質な部分だけを使用した究極の素材のみを扱って製品化しています。

またクロコダイルレザーを扱うことのできる職人も特殊な技術が必要で限られています。クロコダイルレザーを扱う事が出来る職人がごく僅かなことに加え、一つのバッグの製作を一から一人の職人が製作するエルメスのものづくりへのポリシーもあり、エルメスのクロコダイル製品の希少価値がますます高まり価格が高額となります。クロコダイルレザーを使用した製品は、一般的には牛革の製品に比べると数倍の価格で販売されています。エルメスも然りで、牛革の製品価格の約3倍の値段でクロコダイルレザーの製品は売られています。

お手入れ方法

扱う上で唯一気をつけたいのは水分です。雨に当たって放置しておくとシミになりやすく、皮革が傷んだり損傷してしまう原因になるので注意が必要です。また、直射日光や蛍光灯の下に長時間置いておくと変色の原因となります。使用後は、柔らかい布で吹き上げてから、湿気を避けて風通しが良い場所で専用袋に入れて保管することをおすすめします。

まとめ

エルメスのワニ革はバッグの中では最高峰といわれ、皆の憧れの的です。手にすることは難しいかもしれませんが、エルメスのワニ革製品はセレブのステータスともいえるアイテム。ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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