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バーキン25やケリー32などの小型から中型サイズのバッグに適している Fourbi20
●サイズ:約W20cm×H16cm×D8cm
ちょっとした化粧道具やスキンケアグッズなどを入れるにちょうど良いサイズです。6個のファスナーを利用してキャッシュカードや交通系ICカードなども収納出来てしまう優れもの。普段使いという感覚でのお出かけの際に持っていくバッグサイズと言ってもよいのではないでしょうか。小型ですが、6個のポケットをうまく活用すれば収納力は抜群に優れているバッグインバッグという事になります。
バーキン35やケリー35などの大型サイズのバッグに適しているフールビ25
●サイズ:約W25cm×H20cm×D10cm
化粧品などに加え、お財布やスマホも収納出来てしまうサイズです。通勤、1泊の旅行や出張にも役立つサイズ感です。フールビ Fourbi20と比べ全体サイズが大きくなっているので、その分収納物の量も増やせる事で用途の幅は確実に広がります。昨今の世の中で言うと予備のマスクなども一緒に入れておけます。男性と異なり、荷物の多い女性にとっては非常に嬉しい配慮のバッグインバッグ機能となっています。
エルメス直営店で販売する Fourbiの素材別正規価格はこちら
フールビは同じサイズでもその素材によって価格が異なります。
● Fourbi20
トワル・シェヴロンヴォー・バレニア 68,040円(税込)
シルクヴォー・バレニア 109,080円(税込)
●Fourbi25
トワル・シェヴロンヴォー・バレニア 85,320円(税込)
シルクヴォー・バレニア 150,120円(税込)
※両サイズ共にシルクヴォー・バレニアの素材の方が高価という設定となっています
まとめ
セレブに愛され、トップブランドの中でも特に高い地位を築きあげ続けているエルメス。創業は1837年で、180年以上の歴史です。エルメス社の母体になったのは、ティエリー・エルメス(Thierry Hermès, 1801年 - 1878年)が1837年、マドレーヌ寺院界隈、現在のパリ9区にあたるバス=デュ=ルンパール通り(Rue Basse-du-Rempart)に開いた馬具工房です。
前途したように、ご存じの方も多いと思いますが、ブランドの発足当初は馬具を取り扱うお店から始まっています。乗馬用品は今現在も生産されており、乗馬用ポロシャツや乗馬用ブーツなどの人が着用する商品だけでなく、追い鞭などの乗馬グッズ、さらにはドッグ(犬)グッズにまで幅広く事業展開しています。
1960年代初めより日本に於ける元祖セレクトショップである銀座のサンモトヤマが輸入販売を行っていましたが、日本初の直営店は、1978年に東京・丸の内に開店したブティックでした。その後の事業拡大に伴い服飾や装飾品ブランドを展開するようになり今に繋がります。
日本では女性の支持が高いが、バッグなどでは男性からの支持も高く人気もあり、特に1998年に発表されたフールトゥ(fourre-tout)やエールライン(絶版)は価格も手ごろなために定番バッグとなっています。またバッグ以外にも、ベルト、革手袋、ガムケース、笛、櫛、トランプ、マネークリップ、ピルケース、扇子、犬用首輪や腕時計など様々な生活小物も厳選された素材でパリの工房で製造されたものが全世界の主要都市にある直営店で販売されています。
最高素材を使用し、職人の技術によって大量生産が出来ない事もセレブに愛され続けている確かなモノづくりの証明と言えるでしょう。イギリス出身の女性歌手ジェーン・バーキンに由来する「バーキン」、元々は「サック・ア・クロア」という商品名で販売されていたモナコ公妃であったグレース・ケリーに由来する「ケリーバッグ」などのブランドを代表するにとどまらず品名のみで十分通用する商品を開発し、進化を続け伝統を守るトップブランドであるエルメス。そして意外と知られていない事として、世界で最初にファスナー付きのバッグを生産・販売したのも実はエルメスです。
今回ご紹介しましたFourbiには6個ものファスナー箇所があります。使い勝手を考えられた開口部分巾着使用と、世界で最初の技術としてバッグにファスナーを使用した造りになっている Fourbi。確かなモノづくりと顧客の声を大事に進化し続けた商品の提案から生まれた Fourbi。その使い心地の良さや、しっかりした作りを実感してしまうと手放せないアイテムの一つとなる事は間違いないです。