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エタンの色はエルメスの中でもどのようなものなのか

702_エタン 色

エルメスのエタンとは、そしてエルメスの歴史

創業当時のエルメス社は、パリのマドレーヌ寺院界隈で馬具工房としてスタート。その後、自動車の発展による馬車の衰退を予見し、鞄や財布などの皮革製品に事業の軸足を移して今日までの成功に至りました。エルメス社の母体になったのは、ティエリー・エルメス(Thierry Hermès, 1801 - 1878)が1837年、マドレーヌ寺院界隈、現在のパリ9区にあたるバス=デュ=ルンパール通り(Rue Basse-du-Rempart)に開いた馬具工房です。ナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客として発展。

1878年、ティエリーの息子である2代目シャルル・エミール・エルメスの時代に、パリ万博に出品した鞍が金賞を獲得。1879年に現在の本店があるパリ8区フォーブル・サントノーレ通り24番地へ工房を移転。

ティエリーの孫にあたる3代目のエミール=モーリス(モリス)・エルメス(Émile-Maurice Hermès, 1871 - 1951)は事業の多角化に着手。1892年には、馬具製作の技術を基にエルメス最初のバッグ、サック・オータクロア(オタクロワ)(sac haut-à-courroie, 現在の名前はオータクロアまたはオタクロワ)を製作。1927年に腕時計を発表。さらに服飾品・装身具・香水などの分野にも手を広げ、それらの製品のデザイン、製造、販売をすべて手がける会社になりました。

1980年代から1990年代にかけエルメス社はシャツや帽子を発注していた会社を次々と買収したが、リシュモン系列(カルティエ・クロエなど)やLVMHグループ(ルイ・ヴィトン・フェンディなど)の買収戦略と異なり、職人技の維持を第一目標にしてのものであり、そのため買収対象は比較的小規模の会社にとどまっています。エルメスと資本関係のあるブランドには、食器のサンルイ、ピュイフォルカ、英国靴のジョン・ロブなどがあります。

1997年にエルメス社が制作した初の社史「LE CHEMIN D'HERMÈS」は漫画形式で、日本の漫画家竹宮惠子(日本語版は「エルメスの道」中央公論社)に依頼されました。1988年、エルメスのメンズプレタポルテのディレクターに、ヴェロニク・ニシャニアンが就任。(メンズプレタポルテは現在もヴェロニク・ニシャニアンがデザインしています。)

レディースプレタポルテでは、2004年マルタン・マルジェラの後継として、ジャン=ポール・ゴルチエがデザイナーに就任。2004年のパリ・コレクションではエルメスの伝統である馬具・皮革製品を意識し、伝統に配慮しつつ、オレンジ・黒を中心とした鋭角的でかつブランドの風格を意識したデザインを発表。ゴルチエの後、シンプルながらも上質なクリエーションを手掛けたクリストフ・ルメールに代わり、2015-16秋冬コレクションより、ナデージュ・ヴァネ=シビュルスキーがアーティスティックディレクターを務めています。

現在でも馬具工房に由来するデュックとタイガーがロゴに描かれています。デュックは四輪馬車で、タイガーは従者のことです。主人が描かれていないのは「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です」という意味が込められているためです。

エルメスのエタン(Etain)は、2011年の秋冬コレクションで発表されたマットなグレーカラー。ネーミングは「スズ」を意味するフランス語が由来し、エルメスで人気が高いエトゥープ(Etoupe)よりもワントーン落ち着いたイメージのグレーです。黒やブラウンよりもソフトで、ベージュよりもシックなエタンは、どんなスタイリングにも自然になじむエレガントなカラーです。明るい光の中では、銀色に近いライトグレー。室内光など穏やかな光の中では、普段より濃度の高い、落ち着いたグレーに見えます。

エタンの大きな特徴は、周囲の光や色によって、多彩にムードが変わることです。ピンクの隣にあると暖かく、ブルーの隣ではシャープに、グレーの表情が変化するのも特徴です。

エルメスのエタンを更に綺麗に見せる素材

1.丈夫でナチュラルな「トゴ(Togo)」

深い革目とほどよい柔らかさが特徴的なトゴは、雄仔牛のレザーに自然な型押しをほどこした皮革素材で、ヴォー・クリスペ・トゴという正式名称があります。エルメスの皮革素材のなかで最もポピュラーなトゴは、革本来の風合いと適度な柔らかさが特徴的で、1997年の登場以来高い人気を集めています。また、摩擦や傷などにも強く経年変化を気にすることなく使用できるため、バッグや小物など幅広いアイテムに使われています。

 

2.2003年に登場した人気素材「ヴォー・エプソン(Veau Epsom)」

ヴォー・エプソンは、過去に廃盤となったクシュベルの後継素材として2003年に登場した雄仔牛のレザーです。細かい型押しがほどこされたヴォー・エプソンは、軽さとほどよい張りがあり耐水性と耐久性にも優れ、型くずれや変色などの経年変化もほとんどないことから、エルメスが展開する素材のなかでも抜群の人気を誇ります。トゴと同様に、さまざまなアイテムに取り入れられている素材のひとつです。

 

3.柔らかく馴染みの良い質感の「トリヨン・クレマンス」

雄牛のレザーで、もっともソフトなタイプです。かたくなりがちなエタンのムードが、不思議なくらいに柔和になります。しっとりした風合いなので、室内光など光の性質によっては、本来の色より濃く見えることがあります。ビジネスやオフィシャルなど、落ち着いた印象を与えたい時におすすめです。

エタンとエトゥープの違い

エトゥープも光や色で変化しますが、周囲の色の影響は、エタンに比べて少なめです。エトゥープはややブラウンが強く、豊穣な大地のようなナチュラル感があります。穏やかな笑顔をたたえて、上質な意見を述べる。そういう女友達を思わせる、ソフトな安心感が特徴です。エトゥープには、他のカラーを引き立てる効果があり、使い勝手の良さが好まれています。ブラウンとグレーの両方を感じさせるので、合わせやすい色が多いという特徴もあります。

エルメスのバーキンや、ケリーなどとの相性

1.バーキン

バーキンは1980年代、当時のエルメスの社長・ジャン・ルイが発表したバッグです。女性歌手ジェーン・バーキンの想いを形にするため、開発されました。バーキンの特徴は、エレガントでありながら、タフで頑丈で、収納力があること。エタンのバーキンでは、ケリーと比べてラフなイメージが先行しがちなバーキンが、柔らかでソフトな印象になります。

 

2.ケリー

ケリーは1950年代、モナコ公妃グレース・ケリーが愛用したことで有名なバッグです。台形の角度だけで、清楚さ、上品さを表現することに成功した、芸術的なフォルムが評価されています。エタンのケリーはふわりと優しい表情で、ファッションのムードを和やかにする力があります。いろいろな色彩のファッションと合わせて、雰囲気の変化を楽しむのがおすすめです。

 

3.ガーデンパーティー

ガーデンパーティーは園芸用品を入れるバッグをイメージして作られました。トートバッグに近いオープンな構造で、エレガントなカジュアルを実現しています。エタンは、エレガントもカジュアルもこなすガーデンパーティの特性を発揮しやすい色です。

まとめ

エルメスのエタンは、大人の装いを引き立てるニュアンスのあるグレー系の色合いです。落ち着きある上品な印象を演出できます。カジュアルからややフォーマルな装いまで、幅広いファッションに取り入れることが可能です。色々なバッグとのコーディネートを楽しみましょう。

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