なぜヴィトンはボロボロでも買い取れるのか?
ズバリ世界的に有名なブランドだからです。それでは詳しく説明していきましょう。
理由その1:その秘密は圧倒的需要の多さ
歴史が古いルイ・ヴィトンは世界中の人々に愛されています。多くの国・年代・性別問わず「誰もが知るブランド」として君臨しているため、それに比例してニーズが高いのです。新品で買う人もいれば、中古であっても気にしない人もいますし、人によってはかなりのダメージがある状態でも安く手に入るのなら気にしないこともあります。ダメージがあっても新品より安く手に入るなら中古で欲しい、と考える人々が多くいるからこそ中古ヴィトン市場という巨大なマーケットが築かれているのです。
ではなぜ、「使用不能」なほどボロボロでも流通するのか。
理由その2:修理して長く使い続けられる
ルイ・ヴィトンはそもそも修理や手入れをしながら長く使い続けられるようにと、職人によって一つ一つ丁寧に作り上げられていて、丈夫な素材・匠の技が合わさって最高の品質を保っているのです。修理することを前提として作られているため、ルイ・ヴィトン直営店で有料のリペアサービス(修理)を受けることができます。開閉できなくなったスナップボタンの交換やバッグの持ち手交換などのサービスが受けられますので、修理代を見越して中古品を購入することもできます。アイテムによっては持ち手のヌメ革を取り替えるだけで新品と見間違うほどキレイになるものもありますよ。
なお、パーツの交換は可能ですが、モノグラム部分の張り替えは対応していないとのことですのでご注意くださいね。ただし、直営店以外のお店(例えば街の革専門修理屋さん等)でお直しをしてしまうと、いざ直営店でリペアサービス(修理)を受けようと持ち込んだ際に取扱不可となってしまうことがありますので修理は直営店でされることをオススメします。
理由その3:古いデザインの価値
ルイ・ヴィトンは、時代に合わせてデザイナーが代わり、毎シーズン新作を発表しています。同じ名前のバッグでもマイナーチェンジがされることは珍しくありません。
例えば、ドラム型ハンドバッグのパピヨンを例に挙げますと、昔は手で持つことが主流だったため「ショルダーは短め」でしたが、現代の女性は肩にかけるスタイルが一般的になりつつあるので小脇に抱えられるよう「ショルダーは長め」に変更されています。ここであえて「ショルダーが短いパピヨン」が欲しい方は中古市場で探すことになりますよね。
多少ダメージがあったとしても、「中古でしか手に入らない」、「お直しして使える」ならば、と考える人が多くいるからこそ、ルイ・ヴィトンはどんな状態でも買取することが出来るのです。
ボロボロヴィトンの買取価格の目安
まずは、ランクについての説明です。ブランド買取店がお品物を買取する際に、アイテムごとにコンディションランクをつけます。これは各買取店独自の基準に従い評価するものですので、【買取店A】のランク付けと【買取店B】のランク付けが必ずしも同じにはなりません。同じ品物を見て、【買取店A】は「正面にあるけど小さな傷」と判断する場合と、【買取店B】は「正面にあるから目立つ傷だ」と判断するなどといった違いです。一般的なランクの見方をまとめましたので参考にしてください。
N:使用感はまったくなし
例えば自分が購入する際に「新品です」と手渡されても納得するくらいの状態
S:ほとんど使用感のないキレイなお品
例えば正規店で数回ためし履き/試着されていた程度、もしくは展示品
A:数回の使用感/使っていたけどキレイに使っていた
バッグや財布であるなら型崩れや傷がほとんど無く「中古品」と分かるが、まだまだキレイな品と感じる程度
B:日常的に使っていた
通勤・通学など毎日使っていたのが分かるコンディション、ステッチのホツレや多少の裂けがある場合はAからBになります
C:かなりのダメージがある
ファスナープルが取れていたり、バッグ底部が擦り切れているもの、持ち手や内部が変色しているなどかなりの使用感があるものです
D:修理が必要
スナップボタンが閉まらない・ショルダーベルトが千切れてしまった場合など、「お直しが必要」と判断されるものです多くの方が思う「ボロボロだ」と言うものは大体がCランク~Dランクに相当します
Dランクに相当するような使用不能・ボロボロアイテムの場合ですが、財布・キーケースなら一番安くて100円、バッグなら500円が一般的な最低価格となり、これがCランク判定となればもっと高い価格がつきます
まとめ
ルイ・ヴィトンの財布やカバンはどんなにボロボロでも人気があるため、買取が出来ますので、ぜひ検討している方は、買取専門店「買取大吉」までお越しください。