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どこからみてもエルメスらしい時計「アーネ」とは

1175_エルメス アーネ

エルメスのアーネとは、レザーベルトとケースが一体化しており、とても個性的なデザインの時計です。エルメスの得意分野である革製品と腕時計を融合させたのがアーネです。一見するとレザーブレスレットにケースが埋め込まれているように見え、レザーのバングルのような感覚で付けられるデザインです。レザーブレスレットは上質な柔らかい皮を何層にも重ねて丁寧に仕上げられているため腕に付けた時の付け心地は申し分なく、使えば使うほど腕に馴染んできます。ポイントとなっているサドルステッチは、エルメスらしい印象と共にひと目でその丁寧な仕事ぶりが見てわかります。

そもそもエルメスとはどんなブランド?

エルメスは、世界中の誰もが知っていると言っても過言ではない、フランスを代表するラグジュアリーブランドです。多くのラグジュアリーブランドがモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンやケリングといった巨大ラグジュアリー・コングロマリット(直接の関係を持たない複合企業体)の傘下に属すことが潮流となるなか、創業から6代に渡り一族経営を続けている稀有なブランドでもあります。

創業者であるティエリー・エルメスは、1801年に当時フランス領であった現ドイツ・クレフェルドに生まれます。ティエリーの父は、地元で酒場を営んでおり、幼いティエリーは、酒場に乗りつけたお客の馬車の整備や馬の世話をしていたと言われています。特に、馬車に使われる馬具の整備が地元で評判を呼び、わずか13歳でパリに出て、馬具屋の見習い職人として修行に励みます。その後、馬具の製作だけでは物足りず、皮革のなめしや選定も学び極め、1837年パリに自身の馬具工房を構えます。これがエルメスの始まりになります。

彼が製作する最高峰の馬具はたちまち人気を博し、パリ万国博覧会においては、1867年に銀メダル、1878年にはグランプリを受賞するほどでした。ティエリーの息子シャルル・エミール・エルメスが2代目を継ぐと、1880年には工房を移転し店舗を併設します。この移転先こそが現在のフォーブル・サントノーレ通り24番地にある、エルメスの本店になります。そしてここから、高級馬具の直接販売を始め、ヨーロッパ中に名声を轟かせていきます。

1892年には、馬具の鞍を入れるための鞄「オータクロア」を製作します。この「オータクロア」こそが、後にエルメスの代名詞となるバッグ「バーキン」の前身となります。シャルル・エミールの息子エミール・モーリス・エルメスが3代目として就任した頃、世の中は馬車から自動車の時代に変貌を遂げていきます。この社会変化に柔軟に対応し、現在に至る「エルメス」の基盤を作ったのが、3代目エミール・モーリスです。

馬具で培った技術で、バッグをはじめとする皮革製品、シルク製品などの販売を展開していきます。1923年に発表されたバッグ「ブガッティ(後のボリード)」は、世界初のバッグにファスナー(ジッパー)を取り付けたことで有名です。そして、1927年に腕時計、1937年にはこちらも後にブランドの代名詞となる初めてのシルクスカーフ「カレ」を発表しました。

そのほかにも、香水、メンズワードローブとしてシルクのネクタイなど、多角的に事業を広げていきます。4人の娘の父であったエミール・モーリスは、1951年に次女の娘婿であったロベール・デュマに4代目を託し、「エルメス」は目覚ましい発展を遂げていきます。

ロベール・デュマ・エルメスとなった彼は、シルクスカーフ「カレ」をはじめとする、先代の時代に発表したラインの名声を押し上げるとともに、1935年に自身がデザインし発表したバッグ「サック・ア・クロア」は、1956年にグレース・ケリーが手にしていた報道が世界中に映されたことで爆発的な人気を博し、後に「ケリー・バッグ」の呼び名でブランドの象徴となります。

また、現在も人気を誇るブレスレット「シェーヌ・ダンクル」も彼の代に生まれました。ロベール・デュマの息子で、1978年に5代目に就任したジャン・ルイ・デュマは、「エルメス」をさらなる高みに飛躍させていきます。時代のニーズに沿った経営戦略で、当時中高年を中心とした購買層を、若い女性中心のターゲット層に転換し、ブランドイメージを刷新することで見事成功に導きます。

その代表例が、1984年に発表された、イギリスの人気女優ジェーン・バーキンの名をとった「バーキン」になります。そして2006年ジャン・ルイ・デュマが退任すると、後継としてまだ若かった甥のピエール・アレクシィ・デュマに代わり、ジャン・ルイ・デュマの右腕として活躍したパトリック・トマが、創業一族以外で初めて一時的な中継ぎ役として経営の舵取りを担います。2013年正式にピエール・アレクシィ・デュマが6代目に就任し、エルメスは現在に至ります。

シンプルですっきりとしたデザイン~アーネ~

全体的にとてもシンプルですっきりとしているデザインのアーネですが、その理由の一つが本来ケース脇にあるリューズを背面に配置したことです。文字盤のデザインも数字を使わず12時位置にブランドロゴ、6時位置に拡大レンズ付き日付表示を表示したのみで非常にシンプルなデザインです。一方クロノグラフタイプの場合はその機能性から細かく数字を用いた文字盤デザインになっていますが、それでもやはりすっきりした印象に仕上げられています。4時位置に拡大レンズ付き日付表示、6時位置にスモールセコンド、2時位置に1/10秒計、10時位置に30分計がそれぞれ表示されています。

サイズ展開とカラーバリエーション~アーネ~

アーネのサイズ展開はメンズ、レディース、ボーイズの3種類です。ワンタッチで着脱が可能なディプロワイヤントバックル式のベルトは7段階でサイズ調節が可能になっています。バックルは今や腕時計ではよく見かけるお馴染みの仕様にはなっておりますが、これを世界で最初に開発、そして採用したのがエルメスです。シンプルなデザインながら「サドルステッチ」、「レザー」、「自社開発のバックル」などエルメスらしいデザインが詰め込まれた時計がアーネなのです。

ベルトのカラーバリエーションはオレンジや黒、赤などもありますが、やはりエルメスらしさを感じさせるライトブラウンカラータイプが一番人気だと言われております。アーネをお持ちで高価買取をご希望のお客様はぜひ一度「買取大吉」にご相談ください。

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