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【金の基礎知識】純度(24金・22金・18金・14金・10金)、単位、種類、調べ方など基本知識について解説します

1964_エルメス ブレスレット

人々が古い時代から、世界中で重宝され愛され続けてきた金属と言えば間違いなく「金」です。ジュエリーや装飾品として好まれただけではなく、資産運用として投資の対象としても身近な金属ですが、その基本的な知識については、「詳しく知らない」、「金は全部同じじゃないの?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?金の価値を理解し見極めるためには、刻印の意味や「純度」に関する情報を知っておく必要があります。「金の価値を決める基準は純度」とも言われていますが、純度とは、具体的に何を示している情報なのでしょうか。
今回は、金を扱うなら知っておきたい「純度」について、さまざまな視点で分かりやすくお伝えしていきます。皆さんの自宅でも手軽に金の純度を確かめられる方法も紹介するので、ぜひお持ちの金製品をご用意して最後まで一緒に試してみてください。

「K〇〇」の“K”ってなに?金の単位と表示について

お持ちの金製品の金具部分をチェックしてみると、「K24」や「K18」といった刻印が刻まれていることがわかります。これは、金の純度を表す表記です。この刻印からも、金に関する情報を把握することが可能です。

「K24」や「K18」の「K」というアルファベットは、「カラット」のことを意味しています。“K”は英単語の「karat」の、頭文字が使われており、この「K」というアルファベットに「24」や「18」といった数字をつなげることで、その製品に用いられている「金の純度」を表しています。見た目だけで金の純度を判断するのはほぼ不可能ですが、刻印さえ見つけられれば、正確な情報を把握できますので、まずはこの刻印から探してみてください。

「金の純度」意味とは?

「金の純度」とは、具体的にどのような情報を表し示しているのでしょうか?金の純度とは、金の含有率のことです。金はとても柔らかい金属で人の爪などでも簡単に跡がついてしまうほど柔らかいため、普段使いのジュエリーには向きません。そのため、金を使ってジュエリーを作る場合、金を一定分量を使用し、別の金属を混ぜて作るスタイルが一般的な工法です。だからこそ、金製品で重要な意味を持つのが「純度」に関する情報となります。その製品にどのくらいの割合で金(純金)を含んでいるのか、つまり、どのくらいの割合で金以外の金属が含まれているのかを表しているのが、「純度」なのです。

純度100%の金のみを使ったジュエリーを「純金製」と言いますが、多くの金製品は、こちらには該当しません。だからこそ、金製品に刻まれた刻印から「どの程度金が含まれているのか?」を調べ、その価値を見定めていきます。

金の純度は24分率または1,000分率で表示される

金の純度の基礎知識が理解できところで、次に気になるのが数字の意味です。そのため数字にはどのような意味があるのか見ていきます。「24」や「18」と記載されると、「全体の24%や18%が金でできているということ?」と誤解してしまう方も多いかもしれません。

金の純度を表す数字は、24分率という特殊な基準で表されます。すなわち100%を24/24として計算しています。したがって「K24」というのは、純度100%の金(純金)であることを示しています。(※ただし実際には、99.99%以上の純度の金であれば、日本では「K24」と表示されています)

「K18」は、全体の18/24が金であることを表しています。つまり「75%が金である」という事実を示しています。ジュエリーとして加工されている金は、この「K18」が多く、75%の純金に25%の別の金属を混ぜているというわけです。K18のほかに750の刻印があるのは75%を意味しています。金の純度に関する表記は、「K24」や「K18」以外にも多くあります。刻印から金の量を計算したいときには、「K1ごとに4.17%純金の含有率が増える」というルールを覚えておくと便利なので思えておくといいと思います。たとえば「K10」であれば、全体の41.7%が純金であるとすぐに計算できわかります。

「カラット(karat)」と「カラット(carat)」の違い

「カラット」という言葉を聞いたときに、ダイヤモンドの「重さ」をイメージする方の方が多いと思います。しかし、金の純度に使うカラットは「karat」という単語で、ダイヤモンドに用いられる「carat」とは、意味が異なります。全く別の単位なので、混同しないように注意が必要です。

金製品への刻印は「K24」と表記されていますが、実際には「24金」「18金」という言葉を耳にする機会も多いのではないでしょうか。これは、一般的に宝石の重さを示す「carat」との間違いを避けるためとも言われています。

「24分率」と「1000分率」について

金の純度において特徴的で目にしやすいのは、やはり「24分率」です。プラチナのように1000分率で表せばわかりやすいのにどうして?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

金の純度が24分率で表される理由には諸説あり、明確な理由は今もわかっていませんが、昔の金の取引単位に由来するとも言われています。かつて金の取引に使われていたのは「イナゴ豆」で、24個単位で取引されていました。ここから24分率が定着したのでは?と分析する向きもあります。

一方で、24分率は「1日=24時間」を示すための一般的な単位であり、パーセント(%)という単位の概念もなかったことから、これがそのまま受け継がれているという意見もあります。実際のところ、明確な理由は今もわかっていません。

一方で、1000分率が定着したのは、そのずっと後のことでした。1000分率は、100分率をさらに細かくして生まれたものです。プラチナや銀の純度に「Pt900」「Silver925」といった1000分率が使われているのは、「100分率(1000分率)の概念が定着したあとに普及した金属だから」です。つまり、金にのみ24分率が使われているのは、「それだけ取引の歴史が深いから」だと言えます。

ちなみに、金においても1000分率で純度が表記されるケースもあります。投資用アイテムとしても人気の高い、延べ棒や金塊などの「インゴット」には、「999.9」と表記されています。これは「K24」と同じ意味で、「純金」を示す刻印です。

金に他の金属を混ぜる理由は何?

身近なゴールドジュエリーをチェックしてみると、「K18」「K14」といった刻印のアイテムが多いことがわかります。なぜ「K24」の純金ではなく、純度を下げた合金を使用するのか?と、不思議に思う方も多いのではないでしょうか。その理由は、純金という素材の柔らかさにあります。ジュエリーのような高価なものが、傷や変形のために輝きや美しさが損なわれてしまっては本末転倒だからです。

硬いように見える純金ですが、金属の中では硬度が低く、柔らかいという特徴があります。このため、「熱に弱い」「簡単に傷がつく」「日常生活の中で型崩れしてしまう」といったデメリットが生じるのです。別の金属を混ぜて合金にするのは、こうした弱点を補うため、あえて「K18」「K14」にすることで、日常的に使いやすいジュエリーに仕上げているというわけです。

また、近年人気が高まっているのが、ピンクゴールドやホワイトゴールドといった、独特な色調のゴールドです。これも、純金に別の金属を混ぜ合わせることで、色調の変化を生み出しています。

ちなみに、プラチナとよく混同されるホワイトゴールドは、純金に銀やニッケル、パラジウムを混ぜ合わせた合金で、プラチナとは違います。

純度によって用途が異なるのはなぜ?その用途や特徴を解説

金の純度に関する基礎知識が理解できたところで、次に気になるのがそれぞれの違いについてだと思います。現在、市場に出回っている金製品の多くは、「K24」「K22」「K18」「K14」「K10」のどれかに分類されるケースが多いですが、それぞれ純度によってどのような違いがあるのでしょうか。詳しく見ていきたいと思います。

K24・24金(純金99.99%~100%)

いわゆる「純金」と言われる、「K24」。純金含有率がほぼ100%のため、腐敗・変色といったリスクはほぼありません。そのため長い時間が経過しても、その輝きが失われることはなく金本来の色合いを楽しめるでしょう。

ただし硬度は低く素材としては柔らかいため、ジュエリーとして使用するのには向いていません。純金という「価値」を重視し、コインやインゴットなど、「資産」として保有される製品へと加工されています。「インゴット」と呼ばれる金塊や「地金型金貨」、そして「メダル」などが代表的な24金の製品です。表面には、製造番号や重量、ブランドや精錬業者とともに、必ず品位の刻印があります。純金であることを示す刻印は、千分率で表示されることもあります。「日本国旗のマーク」と〈1000〉や〈999〉の刻印が入ったものは、日本の造幣局が証明した本物の純金の証があり資産価値も付きます。

純金の製品はネックレスや指輪、金貨、酒器、仏具などにも多く見られます。

K22・22金(純金91.7%:混合物8.3%)

「K24」や「K18」と比較すると知名度が低いですが、近年注目され始めています。K24よりも丈夫で、K18よりも金特有の雰囲気を楽しめる素材として、ジュエリーに加工されるケースが増えてきています。

純金よりは丈夫とは言え、傷がつきやすく、変形しやすいというデメリットも。取り扱いには十分に注意しましょう。純金特有の濃いゴールドカラーが好まれる国々で、人気を集めているようです。

刻印は「K22」「916」などで示され、アジア圏では確かな価値のある資産として、K22で作ったアクセサリーを持ち歩く風習が見受けられます。K22には「標準金」という呼び名もあり、多くの金貨がK22で作られています。純金に次ぐ価値があることからも、装飾品を資産価値の面から選ぶとすればK22以上が好ましいでしょう。

K18・18金(純金75%:混合物25%)

ジュエリーによく用いられるのが「K18」です。純度の高さと加工のしやすさ、使い勝手の良さと、絶妙にバランスの取れた素材です。

ピンクゴールドやホワイトゴールドといった、華やかなカラーバリエーションを楽しめるのもK18の特徴の一つ。加工しやすく使い勝手が良いため、ジュエリー以外にも時計やライター、スマートホンケース、メガネフレーム、万年筆のペン先、ベルトのバックル、仏具、社章、エンブレム、などさまざまな商品へと加工されています。金の含有率は低くないものの、割金の銅が経年変化することから、使っていると徐々に赤みが増すという特徴が見られます。

刻印は「K18」「750」などで示され、「18K」と表記が前後する場合もあります。後ろにKがつくものは、製造年代が非常に古い装飾品か、海外で製造されたものかのいずれかです。

K14・14金(純金58.5%:混合物41.5%)

混合物の割合が増える14金は、リーズナブルな価格で手にしやすいという特徴があります。ただし金の割合が減少するため、金特有の色味が失われてしまうほか、変色リスクも上昇するでしょう。

一方で、耐久性は増すので、ジュエリーよりもさらに日常的な文房具等に加工されるケースも目立ちます。14金は主にアクセサリーのほか、硬さが必要なペン先などにも使われることが多い品位です。一般的に、銅が多く含まれることから、時間の経過に伴い銅の酸化による変色が避けられません。しかし、金を含む素材としては耐久性が高いため、特に海外で人気が高く、楽器や眼鏡のフレームなどさまざまなパーツの素材として採用されています。

K14は資産的な価値が比較的安価となるものの、装飾品として手が届きやすい価格帯のものが充実している点や、割金で表現するカラーバリエーションの豊富さが魅力です。刻印は「K14」「585」で表示されます。

K10・10金(純金42%:混合物58%)

K14よりも、さらに金の含有量が低いのがK10です。金の価格が高騰している今、「手ごろな価格で購入できる金製品」として人気を博しています。

K14よりもさらに輝きが弱く、変色・サビといったトラブルも生じやすくなります。加工がしやすく安価なので、手ごろな価格のジュエリーとして、市場に多く出回っています。金の含有率は半分以下であるため、金特有の輝きは弱くなりますが、かえって金色を抑えた色味が好まれることもあります。高純度の金よりも強度が高く、丈夫で変形しにくいため、普段使い向けのアクセサリーなどでよく使われます。K18と同じく割金で色が調整され、ホワイトやピンクなど金色以外の色を表現しています。純度の高い金と比べると、軽やかで爽やかな色合いとして好まれる点が特徴です。

アクセサリーとして多く使われ、手頃な価格で購入できるものが多い反面、金の含有率が低くなるため、資産的な価値が高いとは言えません。また、金属アレルギーを起こしやすいとされています。K10の刻印は、「K10」「416」と表示されます。

金属アレルギーを持つ方にとって、金の純度は非常に重要な情報の一つです。純度が下がるにつれ、アレルギー発症リスクが高くなります。肌の弱い方やアレルギーが心配な方が金ジュエリーを購入するなら、K18以上を選択するのがおすすめです。

金の純度を自分で簡単に調べる方法を紹介

金製品の価値に直結する「純度」。「刻印が見つからないけれど、自分で調べたい!」という方におすすめです。特殊な機械を使わなくても、金の純度の目安を調べられる方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

金の純度は自分で調べることができる?

金の純度は、刻印で判断するのが一般的ですが、刻印がない場合などには、ある程度自分で純度を判断することもできます。

例えば、純金つまり24Kの場合は磁石にはつきません。もちろんすべての金属が磁石につくわけではないので、磁石につかないからと言って純金だとは限りませんが、少なくとも純金ではないということはわかります。

正確に金の純度を調べようと思ったら、その比重を量るのがよいでしょう。比重というのは、重さ÷体積で出すことが出来ます。重さは測りで測ることができますが、体積は形の複雑なジュエリーの場合はなかなかわかりづらいもの。細かいメモリのある容器があれば、水を入れてそこにジュエリーを沈め、増えた水の体積で測るとよいでしょう。

水を使って純度を測定

1mlあたり1gという水の比重を利用して金の純度を測る方法もあります。水の中に金を糸で吊るし、吊るす前の水の重さを比較します。吊るしていない状態の金の重さを、吊るしたことによって増えた水の重さで割ることによって、金の比重が出るのです。

普通に秤に乗せて測った金の重さが50gで、それを水に吊るすと吊るす前の水の重量に比べて4g水の重量が増えた場合には、その金の比重は50÷4で12.5ですから、K10だということがわかります。金の比重は、純金であるK24が19.3、K20が16~17、K18が15~16、K14が13~14.5、K10が11.5~13という風に定められています。

金の純度は、ジュエリーによっては刻印されているのでそれで確認することができますが、刻印がなくても比重を計算することで調べることも可能です。宝石などがついている場合は金の正確な重さや体積が測れないので無理ですが、金だけの場合であれば、水を使った比重の測り方なども覚えておくと便利かもしれません。

カラーゴールドの主な種類

イエローゴールド

イエローゴールドは、金に含まれる銀と銅の割合がほぼ同じです。純金の色味からやや薄くなることにより肌に馴染みやすく、身に着けやすいゴールドカラーとなります。

男性のアクセサリーには、タイピンやカフスの素材としてイエローゴールドがおすすめです。ワンポイントとしてイエローゴールドを飾り付けると、豪華さと上品さを両立できます。女性の場合は、ネックレスやピアスなど、特に顔周りを引き立てるようなアクセサリーにおすすめです。色調の明るいイエローゴールドが、表情を明るく演出してくれます。

グリーンゴールド

グリーンゴールドの色味は、銀や銅を主成分として作られます。素材の強度が低く、加工が非常に困難であるため、装飾品としての流通は多くありません。もし、グリーンゴールドを使用するとしても、変形に注意して丁寧な扱いを心がけましょう。

グリーンゴールドの緑がかった色合いは珍しく、個性的なアクセサリーを好む人におすすめです。バングルや指輪などで、他の人とは異なるような個性的なデザインを求めている人は、グリーンゴールドのアイテムを探してみましょう。

ホワイトゴールド

ホワイトゴールドの白い色味は、パラジウム・銀・銅を配合して作られています。白い貴金属として高い価値のあるプラチナの代用品として使われ始めた歴史があり、現在ではプラチナと並ぶ人気の素材となりました。

ホワイトゴールドは一般的にメッキ加工でより白さが増すように仕上げられており、劣化すると元々の黄色がかった色味が現れます。ジュエリー・ブランドのサービスによっては再メッキが可能な場合も多く、プラチナより硬度が高いことから、装飾品として長く愛用できる素材です。

ピンクゴールド

金をベースに銅の含有量を増やし、銀とパラジウムで調整すると、ピンクゴールドの美しい色合いが完成します。銅の割合が多く赤みの濃いものほど、硬く加工が難しい傾向にあり、サイズ直しなどの再加工が困難です。パラジウムの割合が増えることで赤みが薄まり、柔らかく加工しやすい状態となります。

ピンクベージュとも呼ばれる柔らかく上品な色合いは、腕時計やブレスレットとしても人気があります。淡く優しい雰囲気に見せたい場合に、ピンクゴールドはおすすめです。

レッドゴールド

レッドゴールドは、銅を配合して赤みがかった金色を作り出しています。銅の比率が高くなることで硬度が増し、ピンクゴールドよりさらに加工が困難であることから、装飾品としては流通がほとんど見られません。銅が酸化することで変色が進みやすい点がデメリットで、定期的な手入れが欠かせない素材です。

ピンクゴールドよりさらにクリアな赤みが見られることから、肌の色に左右されずにピンクの色味を楽しめる点が魅力と言えます。指輪やピアスなどで華やかさのあるピンク色のニュアンスを足したい場合に用いてみてはいかがでしょうか。

金じゃないの?間違えやすい刻印

GP (例:K18GP)

K18GPのKはカラット(karat)と読み、18は配合の比率、GPは金メッキ(Gold Plated)を表します。つまり「18金の金メッキ」という意味になります。普通の比率と違って金の含有率は24分率で表すので純金100%はK24です。K18は18/24=0.75   つまり、75%(重量比)が金ということになります。残りは、その金合金の色調や柔らかさなどの物性に影響する金属です。パラジウム、銅、銀、ニッケル、亜鉛、鉄などさまざまな金属が使われます。表示が同じK18とあっても色が違うのは残りの金属の影響です。

つまり、K18GP、18金メッキだけの表示では、金は75%あるというだけで残りの25%はどんな金属が入っているか分からないと言う事です。時々18金色の金メッキにしてくださいと言われますが、18金と言うだけでは金めっきの色は特定できないと言う事です。普通18金色といえば純金色に近い、アクセサリーに多い赤っぽい金色をイメージする方が多いとは思いますが、いろんなアクセサリーを並べてみれば分かりますが色は1つ1つ全部違うと思います。

ここで1つ注意して欲しいことは「重量比」であるということです。「体積比」で見ると様子が変わってきます。例えば、金と銅のK18(18金)の合金があったとします。この100gの塊には75gの金と25gの銅があります。金の比重は19.3、これに対して重いイメージがある銅でも比重は8.92しかありません。いかに金が重い金属かわかります。つまりこの100gの金属には金が75g÷19.3=3.89cm3、銅は25÷8.92=2.8cm3、全体の体積は6.69cm3です。体積比でいくと金は59%、銅は41%になります。重量比では75:25だったのに体積比では6:4になってしまいうということです。

18KRGP(Rolled  Gold  Plate)とは5ミクロン以上の厚い金メッキのことです。GFと書いてある場合は金張り(Gold Filled)です。金張りは硬ろうクラッド法と呼ばれる、被覆材(金張りの膜)と母材(洋白など)より低い融点の硬ろうを中間に介在させ熱で接合させる方法で作ります。1/20 14KGFの意味は14K=14/24=0.58、純度58%(重量比)の金の膜で母材を覆い、母材と金の膜の合計1gの中に金の膜が20分の1g有るということです。つまり金張りの材料1g中に0.58g×1/20=0.029gの純金が含まれていると言う事です。

PTFはホワイトゴールド、つまり白金(プラチナ)張りです。金は高価なものなので表示方法もきちんと決められています。金製品をお求めになるときは記号に気を付けてお買い求めください。

プラチナ PM pm 刻印

プラチナのジュエリーの刻印は、現在では元素記号と共通のPtという表記が使われるが、かつてはPmという表示が用いられることがあったようです。一説に Platinum metalの略であったといわれています。ただ、「プラチナを使用しています」というほどの意味で、含有量も近年標準のPt900やPt850より、低いことが多いです。もちろん買取は、可能です。

シルバー SILVER 刻印

「SILVER」という文字が刻まれていますよね。この文字は、このジュエリーの素材が何であるのか、何で出来ているのかを表しているのです。そしてこの刻印があることが貴金属である、というしるしでもあります。逆に言うと刻印がないものは貴金属ではない、ということにもなります。

(※100%確証するものではありません)

シルバーについては、他に「SV925」「SV950」、あるいは「925」「950」とだけ打たれる場合もあります。この数字は金属中に925/1000=92.5% 950/1000=95%の純銀が含まれているということを意味しています。純度100%じゃないんだ...とちょっとがっかりされましたか?ですが、必ずしも純度100%であることが最良ではないのです。ジュエリーとして日々身に着けるためには、十分な強度が必要になります。

そして純度100%の純銀は、それには柔らかすぎるのです。そこで加工性・耐久性を高めるために、少量の他金属(銅など)が加えられているんですね。当然ながら、加える他金属が多くなりすぎると、銀としての美しさが損なわれると共に、貴金属としての価値も認められなくなることから、他金属の割合は必要最小限にとどめたい。ということから、銀の場合は925、950が最もジュエリーに最適な品位として広く使われているのです。ちなみに「SILVER」と打たれている場合は、925~950相当とされています。

金のお手入れ方法

貴金属のお手入れは普段どうされていますか?貴金属のお手入れは大切に長く、そして美しく輝きを維持するため必要な作業です。貴金属の査定や買取の際も、日々のお手入れが査定額を大きく左右します。ここでは、簡単にできるお手入れ方法の基本を、貴金属別にご紹介します!

24金

とても柔らかく傷つきやすいので、やさしくふいてあげましょう。硬度が低い特性があり、ちょっとした衝撃でキズがつきます。お手入れの際は、落とさないよう注意しましょう。

22金

「K24」は純金度が100%のもので、あまりに柔らかすぎるためアクセサリーに使用されることはほとんどありません。柔らかすぎるとすぐに変形してしまうからです。そのため金のアクセサリーには、K22以下のものが使われることが一般的。K22は91.7%の純度を保ち、見た目は純金とほとんど変わることなくキラキラと輝いています。

見た目は美しいK22のアクセサリーですが、柔らかくて傷が付く可能性が高いため触るときには優しく取り扱いましょう。外したあとに激しく置いて傷付くようなことがないように注意してください。

18金

18金のお手入れ方法も24金と基本的に同じですが、18金は柔らかい歯ブラシで軽く汚れを落とすくらいでよいです。ブラシが不安であれば柔らかい布で磨きましょう。黒ずみがある場合は、中性洗剤を少量ぬるま湯に溶かしてつけおきし、汚れが浮き上がったら柔らかい布で拭き取るとよいです。

10金

10金は金が約42%含まれていますが、18金と同じお手入れ方法でよいです。ただ、金の成分が18金より低く硬いといっても、強くこすったり拭いたりするのはNGです。

落ちない汚れの対処法

どれだけ気を付けて丁寧にお手入れしていても、汚れてしまうことがあります。黒ずみや汚れが目立ってきた場合はどの家庭にでもある中性洗剤をぬるま湯に入れて、そこにアクセサリーを20分ほど浸しておきましょう。

しばらくすると汚れが取れやすくなります。ある程度放置したら、中性洗剤をしっかりと洗い流してから優しく拭いてあげてください。これだけで買ったばかりのようなアクセサリーの輝きを取り戻せるはずです。

輝きを左右する保管方法

変色しにくく錆びにくいとはいえ、やはり何もお手入れをせずに保管しておくと黒ずみの原因となります。購入したときの輝きを長く維持するためには、しっかりと日々のお手入れを徹底することが大切です。難しいことは何一つないので、使用したあとはお手入れする癖を付けましょう。

拭くことを習慣に

使用したあとのアクセサリーは外したあとそのままにしまうのではなく、必ずメガネクロスなどの柔らかい布を使って優しく拭くようにしてください。タオルのように繊維が多い布で拭くのはやめましょう。

変色するのは、汗や皮脂などが付いたあとに放置することで金属が酸化してしまうためです。酸化しにくい金ですが、それでもずっと拭かずに着けたままにしておくと多少の変色はあります。たったこれだけを日々習慣付けるだけでも、輝かしい金をキープできるでしょう。

個別で保管をする

アクセサリーを保管するときに、適当にひとまとめに重ねて置いている方はいないでしょうか?必ずアクセサリー1つ1つを個別に保管するようにしてください。アクセサリー同士がぶつかったり重なったりするだけでも、目に見えない傷が付きます。純度の高い金のアクセサリーほど傷は付きやすいのが特徴。ネックレスの場合は、チェーンが絡み合わないように伸ばした状態で入るケースがあると便利です。適当に保管をしてしまっている方も多いと思いますが、個別に入れられるアクセサリーケースを購入して丁寧に保管する癖を付けましょう。

金アクセサリーに注意が必要な利用シーン

海や温泉

自宅のお風呂にそのまま入る分には特に注意する必要はありませんが、入浴剤を使用するのであれば外した方がいいでしょう。また、ゴシゴシと体と一緒に洗うことがないように気を付けてください

では温泉や海ではどうでしょうか。温泉も海水も金には影響はしないと一般的には言われています。しかし温泉には様々な成分が入っているため、念のため外しておいた方が無難です。結婚指輪はずっとはめたままという方も多いと思いますが、可能であれば外しておきましょう。その際には紛失を避けるために、必ず保管用のケースを持参してくださいね。

激しいスポーツ

激しいスポーツをすることで汗を大量にかきます。汗はアクセサリーを酸化させる原因の1つです。しかし金は汗に対しても非常に強いため、そのまま利用しても大丈夫でしょう。ただし、使用したあとは必ずしっかりと汗を拭きとるようにしてください。汗の付いたアクセサリーを自宅に帰るまで放置するのではなく、スポーツが終わったあとにしっかりと拭きましょう。もちろん、自宅へ帰ったあとに再度拭くのも忘れないようにしてください。

純度の高い柔らかい金のアクセサリーであれば、スポーツをする前に外しておくことをおすすめします。激しいスポーツをして万が一どこかに当たってしまうと、大きな傷が付いたり歪んだりする原因になりうるでしょう。

スキーやサウナ

スキーやサウナの場合は、必ず外してから行うようにしてください。あまりに寒い場所で使用すると、アクセサリーが冷たくなり凍傷を引き起こす可能性があります。またサウナでは金が熱を持ち、火傷をする恐れもあるのです。大切なアクセサリーだからこそ肌身離さず身に着けておきたい気持ちはよく分かりますが、寒さや熱で変形してしまう可能性も大いにあるため気を付けましょう。

金以外のお手入れ方法

シルバー 銀

2つのお手入れ方法があります。

① 塩水で洗う

材料:塩 大さじ1、水 1カップ

水1カップを沸騰させて塩を入れます。その中に銀製品を入れて一晩おきましょう。次の朝に、水をしっかり拭き取り、乾燥した布で銀をやさしく磨きましょう。

② 重曹と酢で洗う

材料:重曹 大さじ1、酢 1/4カップ

酢と重曹をゆっくりと混ぜます。シューッという音と泡が出ますが、心配いりません。完全に重曹が溶けてたら銀製品を入れ、綺麗な布で優しくこすりましょう。その後、乾いた布でやさしく磨きましょう。1度で銀の汚れが取れない時は、何度か上記を繰り返してください。

プラチナ

プラチナや金は年月とともに、汗やほこりで酸化して汚れてしまうことが多いです。

① ぬるま湯に入れて洗う
② やわらかい歯ブラシで汚れを落とす
③ 水でよくすすぐ

という工程で汚れを落としましょう。ただ、酸化してしまった汚れや黒ずみはブラシではとれません。そんなときは、専用の貴金属洗浄剤や洗浄液を使いましょう。浸け置き洗浄はかなり効果的でプラチナがとても綺麗になりますよ。専用研磨剤入り貴金属磨きクロスも効果的です。

*研磨剤クロスでプラチナや他貴金属を拭かないようにしてください。

ダイヤモンド

ダイヤモンドは、新油性が高いので油汚れが非常につきやすい特徴があります。

「化粧品」や「ハンドクリーム」、「皮脂」には、特に注意を払いましょう。ダイヤモンドは、静電気でホコリが表面につきやすい点も注意です。リファウンデーションにおけるプラチナとダイヤだけの洗浄は、「パイプユニッシュ」が役立ちます。一晩置くだけで、ダイヤの裏汚れ、地金の汚れ、クスミがびっくりするほど取れます。

*手についたり目に入ると危険なので、取扱いに注意しましょう!
*品質の低い物に使うと、黒くなります。プラチナは900以上、18金もイエローゴールドだけにしましょう。

まとめ

金の価値を決める上で、重要な情報となるのが「純度」です。純度について正しく知って、金資産やゴールドアクセサリーを購入しましょう。金は純度によって、異なる性質を持つもの。また将来的に売却を考える際にも、純度に関する情報が、きっと役立つことでしょう。

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